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気弱な少年とセクシーな仲間達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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気弱な少年とセクシーな仲間達 50

「ほう……頭領自ら相手をするのか?」「シュウよ…儂の孫にして儂の後継者よ…どうやら儂はおまえに対する教えを間違えたようだ。おまえは儂に殺されるべきだ…」
「できるかな?その老いた体で?」
「シュウよ…何故儂が虚空と呼ばれているか教えてやろう…それはな…儂と戦ったものは跡形もなく消えてしまうからだ!」
言い放つと同時に虚空がシュウに向かって走った。
その速さは尋常ではなく一瞬でシュウの後ろをとった。
「何!?」
シュウが驚くのと同時に虚空はその腹にひざ蹴りを入れる。
「ぐほっ!」
のけぞったシュウに虚空は追い討ちをかけ、刀を抜きシュウの首に突き刺そうとする。
しかしとっさにシュウはこれを短刀で受け止め激しいつばぜり合いが起こった。「流石は風魔の歴代頭領の中で最強と呼ばれた虚空!老いても健在だな!」
「その虚空を越えるかもしれないと呼ばれたシュウよ!貴様の野望はここで終わる!」
「終わるのはあんただ!八星将軍、風の王の力を甘く見るな!」
言うとシュウはつばぜり合いをしながら呪文を唱える。
するとシュウと虚空の周りでかまいたちが起こり虚空に襲いかかった。一瞬で虚空は全身を切られ劣勢に追い込まれる。「お頭!」
「虚空さん!」
虚空を助けに行こうとする大和達。
しかし大和達に気づいたシュウは彼らにもかまいたちで攻撃を仕掛ける。
近づきたくても近づけない4人。
しかしシュウが4人に気を取られている間に虚空が渾身の力でシュウの短刀を押さえ込みシュウを吹っ飛ばす。
「チッ!」
「シュウよ……おまえには教えていなかったな…この技だけは使いたくなかったが……仕方がない…シュウよ!貴様の肉体を消す!」
虚空は両手を胸の前に合わせ呪文を唱える。すると彼の両手が光をまとい始めた。
「そんな小細工!」シュウが虚空に手裏剣を投げる。
しかし手裏剣が虚空に当たる瞬間に何かにはじかれた。
「無駄じゃよ…シュウ…お前にこのバリアは破れない…もうエネルギーも溜まった…さらばだ…シュウよ!!」

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