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気弱な少年とセクシーな仲間達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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気弱な少年とセクシーな仲間達 41

「ねぇ!ガルド!これって何なの?本当に姿が見えないよ!もしかして幽霊?」「いえ…これは…」
と今度はジェンの右足から突然血が吹き出した。たまらずひざまずくジェン。
「これは幽霊ではありません。気配がします。ただ目に見えないだけです。」
「どういうこと?」「つまり回りの気配と一体化し敵をまどわしているのです。だから目に見えないのです。」
「じゃあどうすればいいの?」
「みなさん。目を閉じてください。視覚に頼っていてはこの怪物には勝てません。気配で感じとるのです。」
全員が目を閉じる。だが修行の浅い大和はよくつかめない。
「気配って、いまどこに?!」
「左前方!着ます!」
「たあっ!」
かすみが何かをいくつか投げた。
プシッ!
「当たったの?」
「いえ、1つがかすっただけのようです。」
「かわされました。左に回りこんできます!」
「そこかっ!はっ!」
「やあ!」
レイが斬りかかり、ジェンが突きを繰り出す。
ズシュッ!
ガッ!
「当たった?!」
「手ごたえはありましたが、致命傷には遠いかと。」
「アタシもおぼろげには感じられるが、さっきの当たりはあんまり効いてねえ!」
「気配が見えない。ガルド、どうすればいいんだ?」
「大和様はとりあえず私を感じてください。」
「あ、ああ。」

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