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気弱な少年とセクシーな仲間達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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気弱な少年とセクシーな仲間達 237

しかしその笑い声も、絶頂に達したのと同時に意識を失ったエミリアには届いていなかった。



それからエミリアにとっては地獄のような調教の日々が始まった。
朝・昼・夜の時間など関係なく、ハディストは自分の都合のいい時間にエミリアを呼び、そして凌辱した。
縄や拘束具はもちろん、鞭や蝋燭・三角木馬といったマニアックな器具を取り揃えていたハディストは、ありとあらゆる手段で彼女を調教した。
時には3日に渡って調教することもあり、途中エミリアが気絶するのも珍しくなかった。
またハディストは独占欲が人一倍強く、部下達がエミリアに触れることが許されるのは、アジトの地下にある牢屋からエミリアを連れてくる時と、万が一彼女が脱走した時だけ。
後は指一本触れることは許されず、子分達は極上の肉体を前に、視姦するしかなかった。
中には我慢しきれず強姦しようとした子分もいたが、強姦直前にハディストの死神のような目つきと剣の腕を思いだし、未遂に終わることが何度もあった。
それだけ、ハディストが子分達に恐れられていたということであろう。
事実ハディストの剣の腕、特に短剣の腕前は達人並で、その強さは盗賊団の中でも群を抜いていた。
しかし、そのハディストの剣術もエミリアの母エミアの剣術と比べると、どこか素人じみていた。
そして、そのハディストを含めた盗賊団全員に母の仇討ちを誓ったエミリアは、牢屋の中で1人黙々と腹筋と腕立てをしていた。
この牢屋にはエミリア以外誰もいない。他の女性達は数人で狭い牢屋に押し込められているのだが、彼女は特別扱いで1人個室を与えられていた。
牢屋の作りも違っており、他の牢屋の扉は鉄格子で中が丸見えなのに対し、エミリアの牢屋は鉄で出来た普通の扉で、中を覗くための小窓がひとつ、空けられているだけだった。
また個室には子分達が使うベッドより上等なフカフカのベッドと毛布が設置されており、食事も栄養バランスが取れたものが出された。
何から何まで他の女性達とは違っており、入れられたエミリアも他の女性捕虜達とのあまりの差に最初は戸惑っていた。
しかし、そんな差もハディストの調教の前では無いようなものだった。
器具や経験豊富な性技による調教は、日を追うごとに少しずつ少女の肉体を卑猥なものへと変えていった。
普通の人間なら一時間も耐えられないようなハードプレイを、まだ未熟な肉体で受け続けるエミリア。そして彼女が耐えれば耐えるほど、ハディストの責めは執拗さを増していく。
そして、最後は必ず妊娠防止の呪文を唱え、彼女の中に性を放ち終わる。理由は彼女が妊娠したら調教が出来ないからであろう。あとは部下を呼び、放心状態のエミリアを牢屋に戻す。
それで彼女は束の間だけ、ハディストから解放されるのだ。

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