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気弱な少年とセクシーな仲間達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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気弱な少年とセクシーな仲間達 234

しかし、それが何か分からない。彼女は体は大人顔負けだったが、性の知識については無頓着だったのである。
しかし、時にエミリアは、1人でベッドの中で裸になり自慰に浸ることもあった。メロンのような巨乳を揉みし抱き、熟れきったその場所を愛撫しながら、自分を慰める美少女。
性の知識は無かったが、本能的にその欲望の発露を知っていたのかもしれない。
大富豪の屋敷には、いかにも好奇心をそそられる絵や小説等が、一応あるにはあった。
しかし、それらは子供の手の届かない所に置いてあり、おまけに本棚に鍵もかかっていたために、見ることは出来なかった。
そのため、エミリアは、自慰は知っていても性行為は全く知らなかったのだ。
自分の熟れきった場所への自慰も、快感を感じただけで、それ以上の事は深く考えなかったのである。
しかし、この時……。ハディストに自分のオマ〇コを触られたこの時……エミリアは自分で自分を慰めていた時とは較べものにならない、強烈な快感に襲われたのだった。
「あ、ああ……」
「可愛くて、淫乱な声だ。まるで他人に始めて性器を触られた感じの声だな。」
ハディストが言った。ハッと我に返ったエミリアは、再び彼を睨みつける。
その反応を見たハディストは、
「…図星か。この肉体で処女とはな。……調教のしがいがありそうだ。」
と言った。
ハディストはエミリアへの愛撫を止め、腰に巻いていた巨大な布をバサッと床に落とした。
瞬間、エミリアが目を見開いた。
「ふふっ、どうした?まさか、君はペ〇スを見るのも始めてなのかな?」
ハディストが薄笑いを浮かべる。
エミリアが驚くのも無理はない。目の前にある物に、白い顔から血の気が引いていた。
「……あ…あ…」
ハディストの股間から伸びている怒張した肉棒。それは赤黒くビクビクと脈打ち、隆々とそびえ立っていた。
「初体験でこれはキツいかもしれないが、我慢してもらおうかな。……さて、始めようか」
ハディストが唐突に顔をエミリアに近づけ、唇を寄せてきた。エミリアの唇に生暖かい感触が重なる。
「んぐっ…」
ハディストによる接吻。それはなまじ優しくて巧みなぶん、彼女のプライドを傷つけた。
しかし、身動きの取れない彼女には、それを止める術は無い。彼女に出来る唯一の手段は、瞳を閉じてハディストの行為を受け入れるだけだった。
そして闇の中、乳首が舐められる感触と手が股間をまさぐる感触が、彼女の体を走り抜けた。
「ふっ…んあ…」
巧みな指さばきと舌使いが、感覚を閉ざして行為をやり過ごそうとしているエミリアの官能を引き出していく。

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