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気弱な少年とセクシーな仲間達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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気弱な少年とセクシーな仲間達 183

「え・・・・うーん・・・・。なんだか、いままでより鋭くなったようです。」
「他には何か感じぬか?」
「なんだか、血の巡りでしょうか・・・?何かが流れるのを、感じる気がします。」
「重畳重畳。うまくいったようじゃ。それは血の巡りばかりではない。君の中の魔力の動きじゃ。さてと・・・・・・。」
イリスは、再び呪文を唱えた。ホワアア・・・・と、魔方陣の一部が再び輝き、輝いた部分の記述が、大和の身体に糸のように巻きつく。
今度は、股間を除いた胴体部分と両腕に呪文が書き込まれていた。
「そうじゃ。落ち着いてきたな。さて、感覚はどうじゃ?自分の腹に、耳を澄ますような調子で・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。内臓の動きが、わかる気がします。腕にも、足のように何かが流れている感じがします。それに、心臓・肺も・・・。これが、命というものなの?」
「ふふふ、命か・・・。そう言っても間違いではない。今、手足・胴体の魔力の流れを、把握する端緒を与えた。後は頭、それに・・・。」
今度は、魔方陣がさっきのように輝き、呪文が浮かび上がって糸のように伸びるばかりか、魔方陣の一端にあった紋章が、浮かび上がっていた。
しいて言えば、その紋章は、赤子と、その周りに浮かぶ2つの環だろうか。2つの環はそれぞれ、小さな楕円球を連ねたものと、それよりもう少し大きな楕円球を連ねたもの。それがX字に襷がけたように赤子をとりまいていた。
「なんだろう、これ・・・。」
そして、糸のように伸びた呪文が、彼の頭を絡め取る。
「あ、うわっ!!」
「動くでない!騒ぐでない!心配は要らぬ!」
ビュシュッ!!
大和にはそういう音に感じられる感覚と共に、絡みついたものから五感が解放された。まだ、一端に浮かんでいた紋章はそのまま浮かび、光を放っている。
「どうじゃ?頭と首はどうなった?」
「・・・・・・。さっきの時と同じです。流れのようなものを感じます。それに、なんだか頭がすっきりした気がします。」
「そうじゃろう。そうじゃろう。さて、残るは・・・・。」
シャリン!
イリスは、鈴の付いた杖を振り下ろした。
すると、その紋章が彼の股間に命中!
「わああああっ!?!」
大和の股間が、プラズマのような光球に包まれる!!
勃起した巨大な男根、それに睾丸が丸ごと光の中に包まれている。
「イリス様、まさかこれ・・・?!」
大和は血相を変えている。
「世界を救おうという勇者が、修行ごときに怖気づくな!!」
イリスの一喝!
その直後、光の球が次第に薄くなりだし、まもなく消えていった。
「はあ、はあ・・・。」
大和の性器には、他の全身に呪文が刻まれたように、びっしりと呪文が刻まれていた。
そんな股間にイリスが手を伸ばす。
「ほれ、見てみよ。」
大和の巨根はギンギンに勃起したまま。その胴には、さっきの紋章が描かれていた。

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