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気弱な少年とセクシーな仲間達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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気弱な少年とセクシーな仲間達 180

「なるほど・・・。これだけ立派なら、何とか使えそうじゃな。」
「ああ・・・イリス様・・気持ちいいです・・・。」
イリスは眼前の大和の巨根を、服の上から握っていた。
「なかなか敏感じゃな。」
「僕の精液で、魔力を補充すればいいんですね。」
「それもあるが、それだけでは雀の涙じゃ。今から、私の言うとおりに私とまぐわってもらうぞ。搾りつくさんばかりに精をだしまくって貰うゆえ、心せよ。」
「は、はい!」
「ではまず、そちらの部屋に入っていてもらおう。私もすぐに行くぞえ。」
「失礼します。」
大和は、恐る恐るその部屋のドアを開くと、入った。
 
 
大和が部屋に入るのを見ると、イリスは小声で言った。
「エミリア、すまんのう。下手するとしばらくお前にあの巨根を楽しませてやることは出来ぬかも知れん。今より我が魔力を増幅する術を行うがこの術には精力溢れる男を1人、半死半生にしてしまうでな。」
「ま、仕方ないですね。」
肩をすくめ、答えた。
「どの道、こんなことをすれば私の首には魔王軍らが賞金をかけるじゃろ。ルカジマの者たちともども、我らもメリツへ行こう。そうすれば後日・・・。」
「それもいいですね。そうしましょう。」
そう言って、エミリアは穏やかに笑みを浮かべた。
 
 
「うわぁ・・・。」
そこは、魔方陣が敷かれた部屋であった。
イリスの髪の色と同じ、紫の床面に、白く陣が描かれ、詳細な図形や言葉、数字が、まだ大和の知らない配列で精密に描かれている。
「驚いたか?」
イリスが口元に笑みを浮かべながら聞いてきた。
「はい…。正直言って、この文字とか…図形とか…全く意味が分かりません」
大和がキョロキョロ部屋中を見回す。
部屋の中には、知らない言葉で書かれた魔法書などがギッシリ詰まった本棚や、奇妙な形をした壺、天使が書かれた瓶からドクロが書かれた瓶まで様々な種類のラベルが貼ってある薬が置いてある薬品棚。
とにかく大和には理解不能な物ばかり置いてある部屋であった。
「さて、そろそろ始めようか。この儀式は私の魔力だけでなく、お前の魔力もあげる効果もあるしな…」
「そうなんですか?」
「あぁ。……だが、儀式の前にいくつか聞きたいことがあるのだが?」
穏やかな表情のイリスが、急に険しい表情に変わった。その表情を見て、大和もイリスの顔を正面からしっかり見る。
「何を聞きたいんですか?」
「大和…。お前はこの世界の人間ではないな?」



「え?」
大和は一瞬何を言われたのか分からなかった。

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