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気弱な少年とセクシーな仲間達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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気弱な少年とセクシーな仲間達 173

「だが、あの者のしたことは甘い夢を見せるでもなく、めくるめく性の天国を味わわせるでもない、誘惑らしい誘惑ではない。大和様にとっては許しようも無い侮辱だったのだ。」
「つまり・・・・。」
「そうだ。あの妖精が言ったことは、逆恨みしての虚言だ。」
そこでシホの表情がぱあっと明るくなる。
「そうだったんですね・・・。安心しました。ありがとうございますっ!」
喜ぶシホに、ガルドも微笑む。
「でも、出し抜いて安易にHしちゃ駄目ですよ。みんなの大和さんなんですから。」
「私は魔力をいただかねば戦えぬ身ですから。」
ガルドはしれっと答える。実際、Hして魔力をいただかないと頻繁に人型を取れないのだ。
「ずるうい!」
シホは可愛く頬を膨らませている。
「あれ、シホ、ガルド、おはよう。どうしたの?」
そこに大和たちが現れた。
「おはようございます。」
「大和さん、おはようございます。あれ?セリスさん?」
そこに皆が現れた。
「あ、おはよう。」
頭を下げるメイド少女に答え返す。
「ふわあ・・・おはよう・・・。」
「何とか眠れたな。」
ジェンとかすみも起きて来て、全員がそろった。
「あれ?王様?勃起してないぞ?さては・・・誰かと?」
「そういえば、どうしてセリスさんが一緒に現れたの?」
ジェンとシホがつっこんだ。
「なんでって…特に深い意味はないよ。……ねぇセリス」
「そ、そうですよ、みなさん。……あ、それより、みんなもう起きたみたいだし、そろそろ出発しませんか?」
大和とセリスがしどろもどろになりながらも答えた。
だが、そんなことで納得する2人ではない。
「セリス!まさかとは思うが、私達に仮眠をとらせたのは王様とHするためだったのか?」
「そうだとしたら……許せませんよ。セリスさん!」
2人が激しく詰め寄ってくる。
「2人とも、落ち着いてよ。」
「そうですよ、ほらジェンさんもシホさんも、後で理由は説明しますから…」
「いーや。今してもらおうかセリス。抜け駆けはズルいんじゃないか。」
「それに応じる大和様も大和様です。私達の内、1人だけを個別に抱くなんて許せません!」
「いや、それはセリスが僕のペ〇スが勃起してるのを気遣ってくれて…」
「あ、ひどーい。大和君、私のせいにするの?」
「だってセリスが…」
「えーん。大和君、私に罪を擦り付けるんだ。」

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