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気弱な少年とセクシーな仲間達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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気弱な少年とセクシーな仲間達 171

ドクッ、ドクッ、ドクッ……

(あぁっ。大和様、それにセリス。こんな激しいセックスをされるなんて…)
激しいというより野性的なセックスにシホはすっかり目を奪われていた。いつの間にか、パンティの膣に当たる部分が、自分でも気づかない内にぐっしょりと濡れている。
(あぁっ、なんてすごい。私も参加しようかしら?)
と、獣同士の性交に自分も参加しようと、服を脱ぎかけたその時であった。
「ふふふふっ…」
突然、シホの背後から笑い声が聞こえた。
「誰!?」とっさに振り向くシホ。
と、そこには羽の生えた妖精が笑みを浮かべて立っていた。
「こんにちは。私はマナゴス。よろしくね」
マナゴスと名乗った妖精が丁寧に頭を下げる。
(これが…妖精?)
シホはルカジマ学生時代に習った妖精に関する知識を思い出していた。
(確か、妖精は女性しか性別がなく、人間や魔族などの男性の睾丸を糧に生きている種族。妖精の魔力はあらゆる種族の中でもトップクラス。)
確かに、目の前で不気味に微笑んでいる妖精の体から発せられる魔力は、シホにもひしひしと伝わっていた。
そしてシホがマナゴスにたじろいでいると、突然目の前の妖精が口を開いた。
「ねぇ…私の体見てなんか気づかない?」
いきなりの質問であった。
(体?別に変なところはないと思うが…)
シホは最初質問の意味がよく解らなかった。
(あえて言えば、服がビリビリなところ…体中に痣のようなものがあること…そのくらいかな?)
マナゴスが着ている服は、途中魔物にでも襲われたのか両乳房は丸出し、股間もスカートが破れておりほとんど丸見えの状態である。しかも所々痣ができている。
「服がビリビリね。魔物にでも襲われたの?」
シホが適当に答えてみる。
ところが、マナゴスは
「魔物?魔物なんかに襲われてもこんなにはならないわよ。実際魔物は妖精襲わないしね。」
と、呆れ顔で言い放った。
「魔物よりたちが悪い人間よ。人間にレイプされたのよ。たっぷり膣出しまでしちゃってさ。」
今度は先程とは一変悔しい表情を見せてくる。
「レイプって…誰に?」
シホが恐る恐る尋ねる。
マナゴスは、にやりと笑みを浮かべるとふわりと羽を広げ、そのままスーッと上昇し、シホの後ろの岩陰で未だセックスを続けている大和を激しく睨んだ。
(マナゴス?)
なぜ大和を睨むのか訳が分からないシホ。
マナゴスはそんな表情のシホを見ると、再び笑みを浮かべながら、彼女の近くに降りてきた。

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