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気弱な少年とセクシーな仲間達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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気弱な少年とセクシーな仲間達 162

しかしこのままでは埒があかない…
そう考えた大和はゴソゴソとズボンをはき直しながら、
「とりあえずガルドに一発抜いてもらったから大丈夫だよ、みんな。それより早くイリス様の所に行こう!」
と、言った。
だが、そんなことで納得するメンバーではない。
「王様、そんなことじゃ私の性欲はおさまんないよ!」
「大和、どうせならやめる前に私の中に出してほしいものだな…」
と、素っ裸でそれぞれ抗議する4人の美女達。
しかし大和は、数発抜いたせいなのか、先程と違い何とか性欲を抑えていた。
「残念だけど、今はやめとくよ。それよりそろそろ出発しないとルカジマが大変な事になっちゃうよ」
‘大変な事’ その言葉に自分達の任務の重要性を思い出したらしい。4人は急に深刻な表情になったかと思うとそのまま黙って服を着始めた。
(ふう・・・これで先に進めるな・・・)
しかしまだ先は長い。Hでゆるんだ気を引き締め直す大和であった。



旧アルフレド領土の南に属する国、サンクキングダム。
アルフレドとは建国当時から同盟関係が築かれていた国である。
そのサンクキングダムの中心都市バルフレア。
町は活気づき、治安も行き届き、人々の顔には笑いがたえない。
そんな都市の中心部で悠然とそびえ立っている城。
その城の廊下をコツコツと早足に歩く1人の女がいた。
年齢は17と言ったところか、銀髪のショートヘアーに黒い瞳の端正な顔立ち。この世界の年頃の女性にしては珍しく露出度が少ない純白のドレスを着ている。
女は長い廊下をスタスタと歩き続け、やがてある部屋にたどり着いた。
おもむろにドアを開ける。
中には50代半ばの立派な顎髭を生やした男と20代前半の左目に眼帯をした男が2人、机を挟んで座っていた。
「来たか…ラクス。」
50代半ばの男が言った。
「遅くなって申し訳ありません。父上、兄上。」
ラクスと呼ばれた女が頭を下げ謝った。

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