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気弱な少年とセクシーな仲間達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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気弱な少年とセクシーな仲間達 155

早速食事の準備にかかる。
携行していた保存食を取り出し、並べてゆく。
準備はすぐに終わり、全員が食べだした。
まもなく大和が口を開く。
「ねえ、あとどれくらいでイリスさんのところに着くの?」
「はい、このまま休まず歩けば、そして何も現れなければ半日ほどでしょう。魔物が出たりするでしょうし休息もありますから、1日とみて間違いないかと。」
「さっきのグリフォンより強い怪物、出ないですよね?」
今度はシホが聞いた。
「単純な正面の戦闘なら、この山にはあれより強い魔物などはいないはず。ですが魔法や幻覚となると、種類が多すぎてなんとも申し上げられません。」
「怖いわねぇ。」
「そこまでたちが悪い代物や、グリフォンのような強い魔物は稀にしか登場しないでしょう。ですが注意は怠らぬようお願いします。」
「あ、ちょっとごめん。」
大和が席を立った。
 
 
「あれ?席を立ったぞ?」
「ほほう・・・・・見よ、すごいものじゃ。」
「マジであんなのを持ってる奴がいるんだな。」
「普段であれならば、する時にはさぞ逞しく・・・・。」
 
 
イリスたちの水晶玉の中では、女の子たちから離れた木陰で、小便している大和の姿が映っていた。
 
 
 
「ふぅ・・・・・・。」
用を足し終え、萎えたままでも巨大なペ○スを仕舞い込む。振り返って戻ろうと歩き出した途端、現れた。
エメラルドグリーンの髪、エメラルドグリーンの羽。優しそうな綺麗な瞳。
白い衣に身を包んだ、美しい娘だった。
 
 
「なんだあの女。」
「妖精じゃな・・・・・・。ふふ、惑わされぬかどうか、見定めるとしよう。」
イリスは興味深げに水晶玉を見つめていた。
 
 
「ああ・・・美しい方・・・・。」
鈴を転がすような声で、その娘は言った。
「ぼ、僕のこと?」
「はい!」
大和が答えると、娘は、やや勢い込んだ調子で答えた。
「あの・・・僕に何か??」

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