PiPi's World 投稿小説

催眠王国
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 12
 14
の最後へ

催眠王国 14


「そ、そんなお世辞を言って姉をからかうものではありません…の、ノエルこそ…その、かわいらしくてずっと…私は貴方に恋焦がれていたのに…」

消え入りそうに呟きながらもリコッタは手で隠していた自らの肉体を俺の眼前に晒す…本人はお世辞だと思っているようだがそんな事はない…アンヌを抱いた俺からすれば、姉であるリコッタを抱くことは母娘丼をするのと同じことだ、それにしても親子揃って俺好みと言わざるを得ない見た目をしている。

アンヌから受け継いだのだろう、むっちりとした肉体はある程度引き締まり、アンヌの場合は三人も子を産んだためか垂れていた乳房も重力に逆らうように、身体全体が瑞々しく、アンヌの身体のような抱き心地の良い柔らかさよりも、ハリを重視した肌は体を重ね合わせるととても気持ちいいだろうと推測できる。

「お姉様…綺麗ですよ、自分を恥じないでください…こんなに美しい身体をされているんですから?」

ソフィアによって服を脱がされ、全裸になった俺はリコッタと見つめ合いながら、そのまま首筋にキスをした。


「あんっ…ぁぁっ…そ、そんな事を…言わないでっ…余計に恥ずかしいからっ…」

ちゅぱちゅぱと音を立てて、首筋からゆっくり舌を這わせてなめ回し、肩甲骨から乳房の谷間へ…丹念に汗をなめとるようにしながら、俺はそのまま乳房に手をふれた。 

「ひゃあああっ!ぁぁっ…な、何?これぇっっ…」

見た目に似合わず生娘のように声を上げるリコッタだが、これはこれでとても可愛らしい、言うなれば俺好みだ。 

「お姉様は感じやすいんですね?…大丈夫、たっぷり解してあげますから…たくさんたくさん、あえいでくださいね?」

「そ、そんなぁっ…ひゃうぅっ!」

びくびくと身体を震わせ涙目で年上の騎士団長…しかも実の姉が悶えていると言う光景はそうそう目に出来るものではない。 

俺はより丹念に乳首から乳房全体をなめ回しつつ胸を揉みほぐすが、その内に顔を隠してこらえ気味に喘いでいたリコッタの反応は変わり、ついには俺を抱きしめながら、自ら乳房に押しつけるようになっていった。


…年下の年端もいかない少年に犯されることが気持ちいいのか、それとも、屈辱に快楽を感じるマゾヒストの傾向もリコッタは持ち合わせているのか…俺を抱きしめたリコッタは、吸ってと言わんばかりにぐいぐいと乳首を押しつけてくる。 

この世界は何度も言うが男女の価値観が元の世界とは違う。
女は巨乳爆乳揃いで美女美少女が多いが、そんななりでも女は強く逞しくあるべきと言うのがこの世界の女らしさなのだ。

逆に男は年を経てもショタで華奢。
身体能力は女に劣る存在だ。
唯一、股間のシンボルだけは逞しいが、男は可愛らしく甘え守られるべきものと言うのがこの世界の男と言う存在だ。

一見それは女尊男卑社会に見えるが、生殖以外の行為は全て女が背負う社会構造なので究極の男尊女卑社会かもしれない。


それはセックスでもそうで、基本女主導。
ソフィアやアンヌとのセックスでもそうだったが、この世界の基本的なセックスの体位は女性主導の騎乗位なのである。
あと好まれるのは座位や正常位だが、その場合は授乳させながらの行為と言うのが基本で、男が腰を動かし攻める形ではない。

リコッタが俺に爆乳を押し付けるのもそんな意志なのだろう。
今までの立ち振舞や立場上男を選び放題の彼女が男っ気ないのを見ると彼女は処女だろう。

だから初めてのセックスだけに授乳座位や騎乗位をしようと思ってるのは見て取れた。
だが、俺は意地悪にもリコッタで試したい体位があった。

「お姉様・・・ノエルは・・・」

俺がその考えをリコッタの耳元で囁くと、彼女の顔は真っ赤になった。

「いけませんっ!、そんなはしたない事を男の子がするなんてっ!!」

ああ、こう言う反応になるんだと感心しながら次の事を考えていた。
実は俺がリコッタに求めた体位は・・・
後背位であった。


どうやら、男が攻める体位はこの世界でははしたない事らしい。
女としても自分の快楽を優先して男をリードできないのはセックスのマナーとしてありえないらしい。
それは何となく分かっていたし、リコッタの反応も予想できた。
だからこそ、だからこそだ・・・

みんなの目の前でリコッタをバックから犯し、俺のものだとマーキングしたいと思ったのだ。
俺は魔眼の力を強めながらリコッタに言う。

「お姉様に・・・ノエルの全てを・・・捧げたいのです・・・」

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す