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催眠王国
官能リレー小説 - ファンタジー系

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催眠王国 13

悲痛な声を振り絞り、下を向いてリコッタは呟いた。 

申し訳ない気分でもあるが…それも合わせて俺はリコッタのことがますます愛おしくなり、そのまま立ち上がってリコッタを抱きしめる。 

「お姉様…僕は構いません、皆の夫になります…だから、悲しまないでください、お姉様っ」

「の…ノエル…私などで良いのですか?その…ソフィアの方が歳も若いし、それに…お母様なら確実に貴女の子を…」

いじらしいまでに自分を下げるノエルの態度は次第に我慢出来なくなってくる。 
俺は全裸のまま、ノエルの本心を聞き出さんと無理やり唇を奪うことにした。 

「〜〜〜っっ!?!?んっ…んふっ…ふんっ…んむぅう…♪」

騎士道や道理を口にする唇を奪い、ネロネロニュルニュルといやらしく舌を絡めるうちに、次第に身体から力は抜け落ち、俺とキスをしやすくするためか、リコッタは体をかがめ顔を近づけた。

ネロネロニュルニュルといやらしく舌を求め合いまぐわう様に絡め合い、唾液を交換しあう…その快楽に身を震わせながらも、次第にリコッタは息をあらげ、目を虚ろにさせ始めた…
こうなればこちらのものだ、ゆっくりと俺はリコッタの口から舌を引き抜いて話しかけた。

「お姉様…自分を偽らないでください…お姉様がこらえていても、ノエルは悲しいだけです」

しっかりと、俺は感情を込めてリコッタに話しかける…催眠を使っている身で言うのもあれだが、俺は嘘を付かれるのはあまり好きではない。 


リコッタが俺を愛しているならばきちんとそれを言葉で俺に示して貰わなくては…そんな俺に対してついに観念したかのように、リコッタはうつむいていた視線をあげて俺に語りかけ始めた。

「自分が恥ずかしいな…すまないわね、ノエル…貴方のような可愛らしい男子に気を使わせてしまって…覚悟を決めたわ、ノエル、私は貴女のことが好き、貴女を愛しているわ…私を愛して、妃にしてくれないかしら?」

「はい、もちろんですお姉様…僕でよろしければ、是非!」

俺はそのままリコッタの乳房に飛び込み、子供が甘えるように顔を振りながら…実際はその豊満な乳房の感触を楽しむようにしつつ、相手に抱きついた。 

「あぁっ…恥ずかしいわ、ノエル…あまり私を恥ずかしがらせないで…こんなに汗をかいてしまったもの、湯浴みをしたいわ…」

リコッタは恥ずかしがるが俺は構わないし、むしろリコッタが汗だくになり雄を求めるような姿は一度見てみたいモノだ…なら夢はさっそく、この魔眼で叶えるとしようか。


俺は熟した柔らかさよりも、まだハリのあるリコッタの乳房を触りながら、目を合わせ呟いた、次第に魔力を増幅させ、より周囲に強力な催眠暗示をかけていく。

「お姉様、騎士たるもの、飾らずに武に生きるべし…といつも言っていましたよね?なら、体も飾らず僕に捧げてみては如何でしょうか?勿論、よろしければ親衛隊の皆様もご一緒に…ですが」

「あぁっ…さすがノエルだわ…貴方がいれば、いえ…もし貴方が女ならば、よりこの国はよくなっていたでしょうね…さ、では此方に…皆も望むなら、王子に操を捧げ、より騎士団の団結力を強めましょう!」

まるで俺の言葉を神様か何かの託宣ように聞きほれていたリコッタは、そのまま
いつもの調子で部下達に呼びかけ…勿論部下達も口々にリコッタ様!リコッタ様が望なら!と叫び、あれよあれよというまに、訓練中のけが人用のベッドを用意し始めた…どうやらこの上で交わる、ということらしい。 


「こんな安物のベッドですまないわね、ノエル…貴方が身体を痛めなければいいのだけど…」

おずおずとアーマーを脱ぎながらリコッタは語った、こちらからすればリコッタの極上の身体を味わえればそれだけで天国も同然なんだがな…たっぷり汗をかき、しかしその中に、女を感じさせる香りを放つリコッタを、俺はベッドに押し倒した。

「お姉様…綺麗ですよ…美しくて優しくて…身体もとってもいやらしくて…。」

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