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催眠王国
官能リレー小説 - ファンタジー系

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催眠王国 1

俺は一度死んだ。そして次の瞬間、何故か違う世界に転生していた。今考えたら前の世界より今の世界での生活の方が良いので、別に気にしないが。
俺が転生したのはとある中世風の王国で、なんと俺はそこの王子として転生したのだ。
母親である女王と2人の姉である王女。
名君として名高い女王と、姫将軍として名高い第一王女と学識豊かで政治にも関わる第二王女。
俺はそれに比べると才能も何もないが、唯一の男の王族としてみんなからちやほやされている。

どうもこの世界では男は貴重な存在らしい。
俺が城のバラ園で手を傷付けた時なんて凄かった。
即座に侍医が呼ばれて俺の全身を調べ始め
同時にバラ園の園丁の少女が第一王女が率いる兵士達に拘束されたのだ。
そのあと少女が服を剥ぎ取られ、縄を掛けられた姿で俺の前に引き出されて来た時は驚いた。
が、俺が許せば一件落着、皆は俺の情け深さを讃え少女は地に頭を擦り付けて感謝していた。
何やらこの世界の男は女よりも小さく華奢でか弱い存在で可愛らしく、いわゆるショタなのが基本らしい。
だから本当に箱入り息子として扱われて不自由はないが、自由になにかできない窮屈さはある。
ちょっとでも危ないと思う事をすれば大騒動になるのもなんだかなぁと思いながらある日、城の図書館でとある古文書からある事を知った。

俺は転生して、自分でも呆れるぐらい可愛いショタボディには慣れたが、どうも左右の目の色が違うのには慣れなかった。
右目が涼やかな青に対して、左目がかなり暗い赤。
不思議に思ってたけど、その古文書によれば左目がクリムゾンと言われる深い赤だと『魔眼』と言って、強く念じると目の合わせた人を操れるらしいのだ。
この文章の信憑性は分からないが、ちょっと悪戯心が沸き起こって試してみようかと言う気になった。

その夜、俺は女王である母の部屋へ行った。
向こうの世界の母親とは比べ物にならないぐらい綺麗でしかもエロすぎる豊満な身体・・・
性欲を掻き立てられてしまうのも仕方ないぐらいだ。

「お母様、今日は一緒に寝ていい?」
執務を終えゆっくりしていた女王に俺はそう言いながら目を見て強く念じる。

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