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淫屍術師<投稿自由です>
官能リレー小説 - ファンタジー系

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淫屍術師<投稿自由です> 3

その光景を呆然と眺めていると、後ろから声を掛けられる。
「どうだチビ、生まれ変わった姉ちゃんの姿は?」
男が笑いながら聞いてくる。
「あ、あれ、い、今のはなんなんですか!お姉ちゃんはどうなってるんですか!」
「屍食いの力だ。屍に一度なって元の戻された者は屍食いの力の能力を得る」
男は弟の質問に素直に答えた。
「無理やり人に戻した代償とも言えるな。お前の姉ちゃんは3日に一匹屍を食い淫気取り込むか、毎日誰かが満足出来るセックスの相手をしてやらなければ狂い死ぬぞ」
男の説明に弟は愕然とする
昨日まで清楚で優しいかった姉が貪欲な淫乱として生きなければならないことに。
「おっと、忘れてた。おい、チビ、お前もあの姉と同じ屍食いだからな」
「……ええぇ!?」
あまりに適当な事実の告知に一瞬思考が止まり反応が遅れる。
「お前も姉ちゃん同様、屍に為り掛けの身体を元の戻したからな、能力の発現は当たり前にあるのさ」
「そんな…でも僕、エッチしたいだなんて気持ち今は全然ないよ?」
弟は特に身体の異変を感じず男の言葉を信じられずにいた
「それはお前の体内の淫気が満ち足りてるからだ、それとお前が男だからってのもある。
男の屍食いは燃費がいいからな、維持するだけなら1月に一匹で十分だ」
男は意味深に答える。
「……維持するだけなら?」
「そうだ、維持だけなら月1で十分。だがな女は容姿がエロく変化したように、男の屍食いは金玉と竿が強化されるんだ。
そして、常人以上に作られる子種は毎日抜かずに寝ると……恥ずかしい地図を布団に描く事になるぞ!!」
真顔で説明する男とは反対に弟は溜めの割にはどうでもいい事で呆れていた。
そんな事を繰り広げていると姉が正気を取り戻し弟を見つける。
「あ、……きゃ!」
正気に戻った姉は自分の姿を思い出し、謎の男と弟の目から全裸の身体を隠す。
「……目が覚めたのね、良かったわ」
身体を隠しながら弟の身を案じる姿は、以前の姉と変わらないものだった。
「待っていて、着替えたら御飯作るわね」
着替えようとその場を動こうとした姉の動きが止まる。
「……あの、そこ閉めてくれないかしら?」
「あ、ごめんなさい」
弟は慌てて扉を閉めた。

「さてと、おいチビ。飯が出来るまで少し遊ぶか?
おーい、お前の弟と少し外で遊んでくるから、飯出来たら声掛けてくれ!」
男は扉の向こうの姉に命令すると、弟を連れて外へと出て行く。
家の外は昨夜あれほど屍で、溢れて居た村とは思えないほど静まり返っていた。
「おい、こっちだ」
男が弟を手招きする。
男の後をついて行くと、一軒の家に辿り着いた。
「今のうちに自分の身体の事をよく理解しておいた方いいだろう?
あれで練習してみろよ」
男が扉を開けると中には紐で縛られた屍が二匹転がっていた。
「じゃあ、お前はそっちの小柄の奴な。
俺はこっちのを頂くぜ」
男は弟に小柄の屍(素体と成った人間が弟と同じ位の身長だったのだろう)を与えると、自身はもう一人の屍に手をかけた。
「どうした、やり方は知ってるだろ。早くしないと飯の時間になっちまうぞ」
男はさっさと服を脱ぐと、屍に覆い被さり挿入を開始する。
「うううぅ!」
男の逸物を受け入れた屍が叫び声をあげる。
だが、男はそんな事、気にも止めずマイペースで腰を動かす。
その行為を見ていた弟の股間も堅くなってくる。
ふらふらと屍に近づくと、見よう見まねで抱きつく。
女の肉の柔らかさが全身に伝わり、股間の熱がより熱さを増す。

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