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魔導志
官能リレー小説 - ファンタジー系

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魔導志 100

「はぁ、はぁ、クリス…」「あぁ…わかる…熱いのが…嬉しいぞ…ん…ちゅっ」激しい射精を受けながらクリスは嬉しそうにセガルドにキスをする。
「ん…そういえば例の丸薬は?」
「はぁはぁ…衣裳と一緒にソラに渡した…可愛い妹だから…。」
「そか。ん〜もう一回…」首筋に吸い付きながらクリスを押し倒す。
「あ、はぁ…確かにケダモノだな…まったく…ふぁ…ソラも同じく愛してあげてくれよ…?」
「ちゅっ…くちゅっ…」
「ん…んぅ…聞いてるのか…?」
「今はクリスの時間だ☆」「まったく…好きにしろ」
そう言うクリスは今まで以上に嬉しそうだった。
そんな二人の時間を覗き見る一人の少年。正確にはセガルドを見ているようだ。「奴を竜族の村に近付ける訳には…しかし…」
彼の名はマキシミル・パージル。竜を狩る者の盾となる一族。魔力の素質は少なからずあるものの、特別な力を持つ訳ではなく、自ら囮となり、その体を盾にしてアーカイヴを生かすだけの存在。
「姉さんが目覚めたら…くそっ…」
少年は闇へと消えた。
そんな事は知らずセガルドの部屋では…
コンコン…
「こんばんわ〜♪」
「せ、セフィリア!?」
「よぉ♪」
「私達もいるよ♪」
イリスとゼシカもひょこっと顔を見せる。
「ど、どうしたんだ?」
「私達もクリス様と親睦を深めたいと思って☆」
「それはいい考えだ。」
「ま、待て、三回も続けては…少し休憩を…」
「夜はこれからですよ!師匠ぉ〜!!」
「あ、こら、セガルド待ってくれ!あぁあっ!」
こうしてセガルド達の一日は過ぎていく。
一方、ランドルフ達の今日は…
「よく来たな。座れ。」
「は、はい!」
リグールとジンに呼ばれて王宮の軍事会議室に来ていた。
「知らない仲ではないんですからそんな畏まらずに。リグール、少しは力を抜いたらどうですか?」
「ふん、貴様には関係ないだろ。」
クスクスと笑うジン。
あの日、失った喜楽の感情をサーシャの妊娠で取り戻しつつあるリグール。
「ランド君、リリー、君達はこれからどうするつもりなんですか?」
「う〜ん…あんまり考えてないです♪」
「特に決まってないです。当面はルクードに居るつもりですが…」
「それはよかった。実は軍を一度解体して、新しく軍団を編成しようと思ってるんです。」
「???」
「クリスとセガルド君、アンナ様まで退団してしまい優秀な人材が不足しているんです。」
「この国の実状を良く知るお前達だからこそ、国を建て直す大きな力になる。」「ボクは大丈夫です。ジンさんから学ばなくてはならない事がまだまだありますし…」
「あたしもです♪」
「とりあえず、横暴を働いた騎士、魔導士の魔力を封じて追放。前王の公開処刑も控えてますから、それまでは休暇です。あ、それから…」
「?」
「リグールがパパになりました。王族になってしまうみたいですよ。」
「えぇっ!?」
「ジン、その話は…」

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