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魔導志
官能リレー小説 - ファンタジー系

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魔導志 9

「えっ!?じゃあマウアさんと契約しても、飽きられたらすぐに契約は無効になるんですか!?」
「そう。だから、ランドルフ君は私が飽きないように沢山の魔力と極上の興奮を常に与えなきゃ全部駄目になるのよ。」
「なるほど…そうなんですか。魔力と興奮…ボクは具体的にどうすればいいんですか?」
「うふふ、私といっぱいエッチすればいいだけよ♪」「えぇ!?」
「魔力の源は性欲なのは知ってるでしょ?だから…」「ダメぇ〜!!絶対にダメ!!そんなの許さないんだから!!」
いきなりリリアンが大声を上げ抗議する。
「り、リリー…?」
「絶対ダメ!ランド!こんな淫乱族はダメだよ!!他の式神を探すの!!」
「あら失礼ね。だいたいリリアンちゃんがどうして怒るのかしら?」
「あ、その…えっと…」
急に真っ赤になり俯くリリアン
「うふふ、リリアンちゃん可愛いわねぇ。ふ〜ん♪そうなんだ〜♪」
「きゃぁ!待ってぇ!言っちゃダメ!」
「リ〜リアンちゃん?早くしないとランドルフ君の初めてを私が奪っちゃうわよ〜♪」
「あの、何が何だか…」
いまいち状況が飲み込めない鈍感ランドルフは困惑していた。

「ランドルフ君、説明は追い追いするわ。まずはテントの用意よ!」
「は、はぁ…わかりました」
「うぅ〜…って、マウアさん!」
「うふふ、リリアンちゃん、お姉さんにまかせなさい♪悪いようにはしないわ」ランドルフはテキパキとテントを組み立てる。
その間に、マウアはモンスターに備えて結界を作り出し、リリアンは終始赤面しながら近くに落ちてる薪を拾い集めた。
「ふぅ…マウアさん、終わりましたよ。」
「うふふ、御苦労様♪こっちも終わりましたわ」
「薪はこれだけあれば十分だよね?」
「えぇ♪ではご主人様、焚き火をお願いします。ついでに火の番も。リリアンちゃんは、私とテントで休みましょう♪」
「はい。わかりました」
何だか主従関係が逆のような気もするが、お人好しなランドルフは気にしない。手際よく枯葉を敷き、その上に薪を重ねて指先を向ける。集中し、魔力を抑えて「ファイオ」
指先から放たれた炎が枯葉へ、枯葉から薪に燃え移ったのを確認して、腰を下ろした。

「これでよしっと。リリーとマウアさん、仲良くしてるかなぁ…」


「うふふ、リリアンちゃん可愛いわねぇ♪ランドルフ君とは、どれくらい進んでるのかしら?」
「うぅ…どれくらいって言われても…ランドは友達だもん…。」
「あらあら、私が言うのも何だけど、大天使級の式神を使役できたのは誉れ高い事よ。友達なら喜ぶべきじゃないかしら?」
「…だって…マウアさん、ランドとエッチするって言うんだもん…」
「あ〜もうっ!リリアンちゃんは、ランドルフ君が好きなんでしょ!」
「きゃぁ〜っ!マウアさん!声が大きい!」

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