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魔導志
官能リレー小説 - ファンタジー系

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魔導志 72

「…何故?」
疑問を投げ掛けるセガルドの前で、せっせとルカが東から入手した寝具、布団を敷いている。
「命の恩人をタダで帰せませんから…。でも、ボロな骨董品をお渡しする訳にもいきませんし…」
「いや、怪我の治療だけで十分ですので…」
セガルドはそそくさと帰ろうとする。が、目にも止まらぬ速さでルカが立ち塞がった。
「そんなコトおっしゃらずに!!」
「あ〜…えっと…」
なにやら鬼気迫るものを感じる。
「まぁまぁ、この世界には浮気の概念がなく、既婚の男性でも未婚の女性が相手なら子供ができても平気です」
「そんな事、知ってますよ…。なんか説明じみてますね…。」
「…とぅ♪」
呆れた顔で言うセガルドをルカはいとも簡単に布団へ押し倒した。
「うわっ!」
「据え膳食わぬは騎士の恥です。さぁさぁ!」
「ちょっ!待ってくださいよ!あわわっ!」
セガルドの衣類をはぎ取るルカの目は輝いていた。
「うふ、夜伽の心得は(知識のみ)ありますから」
全裸にされたセガルドに馬乗りするルカ。忍び装束をはだけさせ、豊かな胸を見せる。
「ままま待って!!」
「おらおら!往生際が悪い!こっちは正直だぞぉ♪」条件反射してしまうセガルドの男根を掴んで、嬉しそうに微笑む。
「ち、ちょいとお姉さん?言葉使いが乱暴なってますが…」
「普段はこっちなんだよ。肩が凝っちまうから素でイカせてもらうぜ?」
「へ?あっ!待っ!」
「下手だったら勘弁してくれよ。…れろ…ちゅ…」
書物の受け売り道理に、男根に舌を這わせる。丁寧に全体を舐めた後、口に含んでみる。
ちゅぱっ…ぢゅるっ…
「く…うぁ、ルカさん…」「んぅ……んっ…んっ…」
ルカのぎこちなく、丁寧な優しい責めにセガルドは抵抗の意志が薄れていく。
「る、ルカさん…気持ちいい…はぁはぁ…」
「ん?…ぷは。へへ、自分ばっかじゃズルいよなぁ〜?」
顔を近付け、頬を赤らめながら照れ臭そうに言うルカに、セガルドは我慢の限界。急に起き上がり、逆に押し倒す形となる。
「うりゃぁ♪」
「きゃぁっ!急に何しやがんだよ!んんんっ!」
そのまま唇を押しつけるようなキスでルカの口を塞ぎ、強引に舌を侵入させる。驚いたルカだが自然と受け入れ自ら舌を絡めてくる。
「んふぅ…や、こら…あっ…待てって…ひあっ…」
「立場逆転ですね。ふふん♪脱がしてあげましょうか?」
セガルドは、忍び装束の中で下着の代わりになる部分を、生地の上からなぞる様に触る。
「やぁ…恥ずかしいから自分で脱ぐ…って脱がしてるじゃねぇか!」
目を輝かせながら勝手に脱がし、ルカは忍び装束の上着だけに…
「素敵でそそる格好ですなぁ♪」
「うぅ…こんにゃろ、後で覚えて…ひぁっ!」
言い終わるより先にセガルドが股に顔を埋め秘部に舌を這わせた。

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