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魔導志
官能リレー小説 - ファンタジー系

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魔導志 51

セガルドに手招きされ、近づくセフィリア。これからの展開を予想するのは簡単だった。
「うりゃ♪」
椅子に座ったまま体を抱き寄せ、膝のうえに座らせる。
「あ、ダ〜メ。」
「ん?なんでぇ?」
「お父様が見てるから」
窓を見るとセフィリア父が気付かれた事に気付き、そそくさと去っていった。
「…さすがだなぁ」
「ふふ、もういいわよ。」後ろを向いてセガルドの方を見ていると
「ふ、可愛い奴よのぅ♪」「もうっ、ちゅっ…」
「んっ、よし、食事の前に…」
「あ…ん…二人はまだ、お風呂からあがらないかしら…ぁ…」
首筋にキスや舌を這わし、手際よく服を脱がしていき、抱き上げてセフィリアをテーブルに寝かせる。
「セガル…我慢してたからすぐに欲しい…」
「おぅ、まかせなさい。焦らしたいところだが…」
「っあぁぁぁ!セガル!」ゆっくりとセフィリアの中へ入っていく。久しぶりの感覚にセフィリアは悦びの声を上げた。
「んん、セフィ、ちゅっ」「ああっ、あん、ちゅっ…れろ…くちゅ…」    抱き合い、お互いに舌を絡め合う。セガルドは徐々に腰の動きを早めて、セフィリアは腰に脚を絡めた。
「はぁ、はぁ、悪い、もう出そう…」
「あぁ、んっいいよ…出してっあっあぁ…」
「はぁはぁっんんっ…セフィ…」
「ふぁぁ…あんっ…嬉しい…ちゅっ…」
「あぁぁぁっ!ご主人様!ズルい!」
後ろからイリスの声がする。セフィリアはしがみついたまま唇を離さない。
「んん…」
「ねぇ〜…セガルドぉ…」イリスが後ろから抱き付いてくる。
「んん〜、待て待て、とりあえず食事に…」
「やだぁ!私だって我慢してたもん!」
「わ、わかったからまずはベットに…」
「セガル…私も、もっとして欲しい…」
この調子だとゼシカも混じって今晩はメシ抜きだなぁ…と、心の中で落胆しつつ嬉しいセガルドだった。

明くる朝…
コンコン
ドアを叩く音に目が覚める。体を起こそうと試みるが、セガルドの両腕はセフィリアとゼシカに占領されていた。
「…困った…」
珍しく目覚めの良い朝、独り言を呟くセガルドにノック音は止まらない。
コンコン…ドンドンドン!だんだん過激になってくる。二人を起こそうにも気持ち良さそうに眠っているため、気が引ける。
ドアのむこうでは…
「セガルの奴!自分から呼んでおいて寝てるんじゃない!?」
「ま、まぁまぁ、今週は休みだからゆっくりしてるんだよ」
「あいつは毎日休んでるの!こうなったら…」
「ちょっ、リリー!?」
リリアンはドアに向かって前蹴りを繰り出す。
バキャ!
小気味の良い音と共にドアが蹴破られる。
「なにぃ!?」
室内からセガルドの声がした。さすがにドアを壊されるとは思ってなかったらしい。
「なによ。起きてるならさっさと開けなさいよ」
「リリー…ドア壊れちゃったね…」
「あいつは器用だから自分で直せるよ。さ、早く入ろ」

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