PiPi's World 投稿小説

魔導志
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 2
 4
の最後へ

魔導志 4

「セフィ!んんっ!」
どくっどくっどくっ
「あぁぁぁっ!ん…はぁ、セガルド…すごい…中でビクビクしてる…」
「はぁ、はぁ、俺の初めてを奪いやがって…」
「んんっ…わたしだって初めてだからお互い様。」
「よ〜し、もう一回するぞ!って…あっ!そういえば試験の集合時間は何時だっけ?」セフィリアは時計を見てから「…まずいわよ…確実に遅刻だわ!」
「げぇ!お前がこんなことするから!!」
「それもお互い様!!」
急いで着替え、荷物を持ち二人は飛び出した。
「おそぉ〜ぃ!セガルはバカで遅刻魔だからわかるけど、セフィは真面目っぽそうだから時間どおりに来ると思ってたのに!」
「わりぃわりぃ!起きたらセフィが…いでっ!」
「軽口は身を滅ぼすわ。」「ボクも心配したんだよ。セガル達が遅いから失格になるかと思った。ん?武器がいつものバスタードソードじゃないね。」
「あぁ、これか?昨日の帰りに骨董品屋で1ゼニで買ったんだ。東の国特有の武器で、紅月って言うらしいぞ。ちなみに呪われてるらしい(笑)」
セガルドは背中に身の丈程の長刀を担いでいた。

「呪われてるらしい(笑)ってあんたバカじゃない?セフィ!絶対にこいつと行動しない方がいいよ!!」
「そうね。気を付けるわ」「違うっての!これは鞘に呪いがかかってて持ち主以外には抜けないから逆に得なの!」
「じゃあなんでセガルは抜けたんだろ?」
「たまたまじゃねぇのかな。まぁ深くは考えるな。」「洞窟組はそろそろよ。また来週に会いましょ。」
「おっ!じゃあランド、リリー、しっかりな!」
「またね〜♪あと、セガル、セフィを襲ったら鉄拳1万発ね☆」
「セ、セガル…色々と気を付けてね(苦笑)無事を祈るよ」
セガルドとセフィは瞬間移動の魔法陣に入り、瞬く間に消えた。

「リリー、僕達は次の次だね。」
「そうみたいね♪ランドの荷物はほんとに多いね。何が入ってるの?」
「え〜っと…食料と、テントと…とにかく沢山だね」「ランドと一緒ならご飯に困らないね☆あと、新しい杖だね♪なんか高そう…」「父さんがいつもの杖じゃボクの魔力に耐えられないからこっち持ってけって渡されたんだ。」
その杖の先端には希少価値が高く、内に眠る魔力を引き出すとされるレアクリスタルが付加されていた。

「へぇ〜♪ランドは魔力かなり強いからね☆ちゃんとあたしを守ってよ?」
「う、うん!ボクがリリーを守るから!」
リリアンの目を真直ぐ見て言うランドルフに、ちょっと恥ずかしくなる。
「あ、そろそろだよ!ランド、行こ♪」
「うん!」
セガルド達に遅れて、ランドルフとリリアンも魔法陣に飛び込んだ。

その頃
セガルドとセフィリアは、まだ洞窟に入ったばかりだった。
「ゴブリンとスライムが3匹づつかよ。肩慣らしにもならないな。」
「モンスターに文句言わないの。さっさと片付けて進むわよ。」

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す