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魔導志
官能リレー小説 - ファンタジー系

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魔導志 23

「行っちゃった…」
「すごい大きさだったね」「召喚術なんて初めて見ましたわ」
如月は眠そうな目でこちらを見る
「私、食後は眠くなるんです…。少し休んでよろしいですか?」
「あ、はぃ。じゃあ今日はここで野宿しよう。」
「賛成♪薪拾ってくるね」「私は結界を張ります」
三人がそれぞれ準備に取り掛かる頃、

「ふぁ〜ぁ…ご主人様、お姉様、セガルド、みんな寝てるなぁ…つまんないの」イリスは一足早く目が覚めた。ゼシカ同様、角と羽とシッポを何故か隠している。その様は、裸の人間の美少女にしか見えない。

「うぅ〜…こんにゃろ…意地悪ばっかりして…」
昨日のコトを思い出して隣で寝るセガルドの頬を掴むイリス。
「ん〜ぅ…むにゃむにゃ…うん…?」
「あっ、起きたなバカ」
「バカ…?いきなり失礼な奴だなぁ…あ〜眠い、風呂入ってくる…」
セガルドは、まだ寝ているセフィリアとゼシカを起こさないよう、静かにベットから降りた。
「お風呂?水浴び?」
「ま、そんなもんだが、水が暖かくて気持ちいいんだぞ。イリスも一緒に入るか?」
「いいの?いくいく♪」
イリスはセガルドの腕にしがみつきニコニコしながら付いていく。

「なんだ?随分と馴々しくなったなぁ。」
「なによ〜っ!私の純潔を奪ったくせに。仲良くしてあげるんだから感謝しなさいよ〜?」
セガルドの腕に胸を押しつけながら、イリスは嬉しそうだ。
「態度と胸だけは一丁前にデカいな。ほれ、これが風呂だ。」
憎まれ口を叩きながら、風呂場に入る。
「へぇ〜、人間って頭良いね。水温めて水浴びすれば寒くないもんね」
コテージの浴槽は狭い。
「お先に失礼」
セガルドが先に浴槽に入る。
「あっ!私も!」
イリスはセガルドの正面に割って入り、そのまま向かい合わせに座る

「うわぁ、あったかい」
「おっと、さすがに狭いな。もうちょぃそっち行けないか?」
「えへへ♪無理だから諦めてもっと近くに寄りなさい☆」
「ん?どうなっても知らないぞ?」
イリスがセガルドの首に腕を回して抱き付こうとすると、『あるコト』に気付く。
「ちょっとお兄さん…起ててるでしょ…?」
「さっきからこの状態だし、厳密には違う。寝起きと、お前の裸で勝手に起ってるんだ。俺のせいじゃない」
「昨日あんなにしたのに元気だねぇ…」
「誉めても出るのは精子くらいだぞ?」
「バ〜カ。手伝ってあげようか?」
「いや、遠慮するよ」
「なんでよ〜っ!私がしてあげるって言ってるんだから遠慮なんて必要ないじゃん!」
「ん〜?イリスがしたいんじゃないのかな?」
「またそういうコト言う…あんまり意地悪ばかり言うと、お姉様もご主人様も愛想尽かしちゃうよ?」  「お前もそうか?」
セガルドはイリスを抱き寄せ、首筋に舌を這わせる。「あ、こら、ん…もう…意地悪されるの嫌いじゃないもん…」
「それはよかった。イリス…」
「ん…くちゅ…れろ…。はぁ…お姉様達が起きる前に二人でしたいよぅ…」
「よし、わかった。腰を浮かせて」

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