PiPi's World 投稿小説

魔導志
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 15
 17
の最後へ

魔導志 17

「あら?誉めたって何もでないわ。」
セフィリアは、セガルドの肩越しに紅月を覗き込む
「…少しは謙遜したらどうだ?お前の魔法のせいで、俺の裸を二人のレディーに見られたんだぞ」

「まぁまぁ、セフィ様の戦いぶりは見事でしたわ。」「あら嬉しい♪ゼシカ、ありがとう」
二人の会話にゼシカが入り込み、イリスは一人蚊帳の外だった。
「戦況を自分の有利にもっていく術が、かなり長けているようですね」
「ヘルドラルなんて、そうそう当たるもんじゃないわ。イリスに私の力を誤認させて、わざと受けるようにしただけよ」
「魔族との契約の戦闘では、相手の課した条件を必ず守りますからね。」
「ま、とりあえずは無事でよかったじゃないか…ってセフィ?」
セガルドの首に腕を回し、後ろから抱きつくセフィリア

「ご主人様!?」
イリスが声をあげる
「セガル…そろそろベットに行く時間じゃないかしら…?」
「ん〜?時間って言っても今が何時かわからないだろ。夕方なら寝るには早い」「…意地悪はよくないわ」「俺は意地悪なSでもあるんだ。」
「セガル様…わ、私も…」前から寄り掛かるゼシカ
「お姉様まで!?そんな奴のどこがいいのよ〜!!」「う〜む…美女に挟まれて、まさに至福の時だな。イリス」
「気安く呼ばないで!」
「はいはい、イリスさん、俺達はもうベットに行くが、君はどうする?」
「…あたしも行く…」
「へ?なんで?」
「あんたがお姉さまとご主人様にひどい事しないか見るの!!」
「はぃ?…俺は人に見られたら集中できんのだ。だから駄目」
「あら、いいじゃない。仲間外れはよくないわ。イリス、いらっしゃいよ」
「おぃおぃ、セフィはいいかもしれないが、ゼシカは初めてだぞ?」
「私は…その…」
「いいじゃん!!ご主人様ありがとうございます♪」「あ〜ぁ…」
「なによ!その露骨な嫌な顔は!?」
「はぁ…」
「お姉様まで…」
「ほら、早く行きましょ」セフィリアはセガルドの腕にしがみ付く
「…仕方ありませんわね」ゼシカは逆の腕を取る
「おっ♪へへへ〜、両手に華だな。」
イリスは不機嫌そうに後ろから付いていく。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す