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群れなして蠢く美しき屍
官能リレー小説 - ファンタジー系

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群れなして蠢く美しき屍 5

今のうちに安全なところに逃げなければ。
しかしどうやって逃げる?
一介の学生である誠にある逃亡手段は自転車1台。
そんなものでとても連中から逃げられるとは思えない。
1人では逃げることはできない。
ではどうやって安全な場所と移動手段を手にするのか。
誠はこの難題に頭を抱えた。
しかしその悩みもすぐに吹き飛んだ。
なぜなら彼は気づいたのだ。
自分のすぐ背後にいる、頼りになりそうな人物の存在を。
それは後ろでレズプレイにふける女2人。
正確には社会人である女教師、弥生である。
彼女が学校に車通勤しているかはわからないが、車の運転くらいはできるだろう。
彼女の運転する車に自分が便乗すれば、安全なところまで無事に移動できるはずだ。
誠はそう考えた。
しかしそれにはいくつか問題がある。
まず彼女は一糸まとわぬ全裸だ。
車を使うには、一度校舎に戻って誰かの車のキーを取ってこなくてはならない。
そして。今の彼女は人前で自分の童貞を食ってしまうほどの性欲の塊だ。
話しかけたところで、まともに聞いてくれるかどうか怪しい。
しかし変態であふれかえったこの緊急事態を、どうにかするにはそれしかないのだ。
誠は覚悟を決めた。
レズりあう2人のそばに歩み寄ると、できるだけ刺激しないよう、優しい口調で話しかけた。

「先生?お取り込み中、悪いんですけど・・・。
 ボクと一緒に来てくれませんか?」
「ふうぅンッ!?ふあっ、あ、ああぁッ!?」
「だ、ダメェッ!?そ、そこいじっちゃダメェッ!」

だが誠の呼びかけにも2人はまるで反応しない。
夢中になってお互いを貪りあっている。
だが誠としてもあきらめるわけにはいかない。
自分が生きるためにはそれしかないのだ。
しかし無理頼んで刺激するようなことになっては本末転倒だ。
誠はない知恵を振り絞って、弥生の言うことを聞かせる方法を考えた。
それはできれば使いたくない、最低の方法。
誠は決意を新たにすると、こう切り出した。

「先生。そんなにHが好きなんですか?」
「はあっ・・・はあっ・・・スキ・・・スキぃっ♪」
「もっと!そこ、もっといじってぇっ!?」

誠の問いに名も知らぬ女子生徒は即答し、弥生も似たような返事をする。
初めて返事が返ってきたことに、誠は作戦の成功を半ば確信した。
でも油断はできない。誠は緊張を押し隠しながら、言葉をつむいだ。

「じゃあ・・・これ、あげましょうか?
 ボクの言うことを聞いてくれるなら、ですけど」

そう言って2人に差し出したのは自らの肉棒。
目の前に差し出された大好物を前に、レズっていた2人の動きがピタリと止まった。
そして次の瞬間、ガマンできなくなった女子生徒は1にも2もなく目の前に肉棒にむしゃぶりつこうとした。
だが誠は彼女の頭を押さえ、それを妨害する。

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