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群れなして蠢く美しき屍
官能リレー小説 - ファンタジー系

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群れなして蠢く美しき屍 21

美樹は誠以上のみだらさで、黒髪と絡み合い始めた。
だがそんな中、いまだ理性を保ち続ける女がいた。弥生だ。

「か、河原くんっ!狭山さんっ!だ、ダメよ2人ともっ!?
 こ、これは人助けであって、そんな、いやらしいことしている場合じゃ・・・!」

どもりながらも2人を正気に戻そうとする女教師。
しかし彼女はわかっていない。
止めようとしているのはただのポーズで、本心では2人以上に激しく絡み合いたいと思っていること。
そして彼女の介抱している白髪の女性は、すでに限界ギリギリまで性欲が達していたということを。

グイッ・・・!

「え・・・?うぐっ!?」

弥生が止めようと手を伸ばしたその時。
彼女の身体は突然何かに引っ張られ、目の前が真っ暗になる。
そして次の瞬間には、その唇に何かやわらかいものが押し付けられた。
いったい何が?
驚く弥生の視界に映ったのは、介抱していたはずの白髪の少女。
先ほどまで苦しんでいたのがうそだったかのように、唇を押し付け、舌をねじ込み、その口内の唾液をたっぷりと味わう。
つたないながらも情熱的な舌使いは、理性で隠されていた弥生の情欲に火をつけた。

(あ、私・・・キス、されちゃってる・・・!?
 そんな、女同士・・・なの・・・に・・・?
 あ、ダメっ・・・気持ち、いいっ・・・!)

一度火のついた情欲は彼女の理性をも燃やし、ノーマルであった彼女の価値観をも崩し始めた。
自分はレズじゃないという思いともっと気持ちよくなりたいという思いが、弥生の心の中でせめぎあう。
そこに止めを刺したのは白髪の少女。
すでに淫欲の下僕と化した彼女は、弥生の本能を後押しするかのように身体を密着させ、濃厚なキスを交わす。
2人の身体の間で大きく張り詰めた4つの乳房がいやらしくたわみ、ゆがみ。
硬くしこったピンク色の突起が擦れあい、さらなる快感をもたらす。

(だ・・・ダメっ!こんなんじゃ足りないっ!
 もっと!もっと気持ちよくなりたいのぉっ!!)

あっという間に肉欲一色に支配された弥生は、ついに自分から舌を絡めだし、身体をさらに密着させる。
弥生と白髪の少女は夢中になってお互いを貪り始めた。
だがそれを止めるものは誰もいない。
みんな、それぞれの相手をするのに忙しかった、いや夢中だった。

「ふうぅっ・・・!あ、う、くあぁっ・・・!!」

誠の腕の中で、宮崎(仮)が苦悶とも快楽ともつかない声で喘ぐ。
黒髪の少女が美樹の女性特有のタッチに悲鳴を上げる。
弥生と白髪の少女は狂ったようにお互いを貪り、快楽を味わう。
その行為は落ち着くどころかますますヒートアップし。
誠以外の女たちにある変化をもたらした。

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