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群れなして蠢く美しき屍
官能リレー小説 - ファンタジー系

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群れなして蠢く美しき屍 19


「キャッ!?」
「す、すごい・・・おっきい・・・!」

弥生と美樹の驚く声に、我に返った誠が振り返ると。
そこには2人が自分と同じように残りの2人を介抱しているところであった。
その2人も宮崎(仮)に負けずとも劣らない、大きなおっぱいを揺らしていた。
弥生が介抱する白髪ロングヘアーの女性は、『たゆぅん・・・たゆぅん・・・』と透き通るような白い肌で覆われた乳塊を揺らしてその質量感をアピールし。
美樹の介抱する黒髪ロングヘアーの女性の胸も、重力に負けずにその頂を天に向け、その圧倒的な存在を知らしめている。
4つの巨乳に6つの爆乳。
母性の象徴として知られるその圧倒的な存在を前に、誠はおっぱいの無限の可能性を感じずにはいられなかった。
そして彼はすぐにその可能性を体感することになる。
宮崎(仮)が救いを求めて誠の手を取り、苦しみの根源に導いたのだ。
すなわち、破裂せんばかりに張り詰めた自らの乳房へと。

「う、お、おぉ・・・!?」

むにょぉん、と女性の胸の特有の感触が掌いっぱいに広がる。
否。それは掌いっぱいなんてものではない。
掌だけでは収まりきらないほどの圧倒的な質量が、誠の右手を飲み込まんばかりにめり込んでいる。
しかし忘れてはいけない。これは介抱なのだ。
宮崎(仮)は、ただ苦しいから誠の手を引っ張っただけなのだ。
そこにはやましい気持ちなど微塵もないのだ。
誠は必死に自分を説得しつつ、無理やり紳士の顔を作って確認する。

「だ・・・大丈夫か?胸が苦しいのか?」

誠の質問に、宮崎(仮)は涙を浮かべてコクリとうなずく。
それがまたやけに色っぽい。
必死にこれは人助けと自分に言い聞かせてきた誠だが、ここまで来るとさすがにガマンも限界になってくる。
限界ギリギリの性欲は、もう1人の自分となって甘い誘惑を持ちかけてくる。
すなわち、治療行為にかこつけてこの豊満な胸をもんでしまおう、と。
一瞬、そんなことができるかと思う。
しかし。よくよく考えてみれば、今ほど都合のいい状況もない。
今朝まで続いていた平穏な日常は、木っ端微塵に打ち砕かれ。
助けを求める宮崎(仮)たちは、人間かどうかもわからない連中で。
助けようにも自分には医学的な知識も、設備もない。
本番自体はできなくても、このおっぱいをもみしだくことくらいは正当化できるはずだ。
何よりこんなすごいのを前にして、何もしないなんてありえない!
誠は緊張と興奮で震える手に、恐る恐る力をこめた。

「―――ぁンッ!?」
「わ、悪いっ!?痛かったか!?」

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