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群れなして蠢く美しき屍
官能リレー小説 - ファンタジー系

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群れなして蠢く美しき屍 18

何しろ3人はあの不気味な肉の繭から出てきた連中だ。
見た目こそ人間でも、中身はヒトかどうかすら怪しい。
何よりそのうちの1人は、あの学校1キモいと評判の男性教師、宮崎の中から出てきたのだ。
こんな怪しい連中、さっさと見捨てて先を急いだほうがいいようにすら思っていた。
しかし連れて来た女2人は助けたい気、満々である。
ここで反対をしたら、大きな顰蹙を買ってしまうことだろう。
最悪、自分たちはここに残る、なんて言いかねない。仲間か安全か。
1分近く、たっぷり考え抜いた結果。
「あんなのに構ってたら、こっちが痛い目にあうけど、見捨てると悪夢にうなされるのもご免だ助けにいくぞ」
キツイ口調ながら、助ける事を誠は決心する。
「ごめん、河原君」
「ありがとう」
弥生と美樹は自分達の甘さを理解してる為か、二人は誠に謝罪した。

「別に謝んなくていいよ。もしかしたら、あんたらを見捨てたかも知れないからな」
二人の謝罪に誠はぶっきらぼうかつバツの悪い顔で答える。
これ以上お礼を言われてはたまらないとばかりに、誠は宮崎(仮)を助け起こした。

「大丈夫か?ほら、しっかりしろ」
「あ・・・りが、と・・・」

苦しいのか、うれしかったのか。
宮崎(仮)は涙ぐみ、たどたどしい言葉でお礼を述べる。
純粋な感謝の気持ちに、誠は2重の意味で心臓が跳ね上がるのを感じた。
1つは打算のために彼女たちを見捨てようとした罪悪感から。
もう1つは、あのキモ教師が元になっているとは思えないほどの宮崎(仮)の美しさに。
まったく、見れば見るほどの美人だ。
サファイアのような透明感のある青い瞳。
清涼な水を思わせる、ショートカットの美しい髪。
そして何より魅力的・・・否、破壊的だったのはたわわに実ったその乳房。
弥生や美樹も大きいほうだが、宮崎(仮)の大きさは明らかにそれを超えている。
2人の乳房を巨乳とするなら、彼女のそれは爆乳の領域だ。
こんなすばらs・・・否、大きなモノを見せ付けられては、たとえ貧乳・幼女好きの男でも釘付けになってしまうに違いない。
宮崎(仮)の乳房はそれほどまでに大きかった。

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