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姫騎士・リリーの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

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姫騎士・リリーの冒険 5

「こんな森に……誰だろう?はっ!!もしかしたら私と一緒に飛ばされてきた隊の誰かかもしれない」

そう思うと自然と足に力が入り、気配の方向へ向かう体力がでてきた。
歩幅は自然と駆け足になり、沈んでいた心は再び踊りだした。

だが、段々と気配に近づくにつれて、その人間の近くに別の……今度は獣の気配を感じると、リリーの目は戦士のソレとなり自然と鞘に手が伸びた。



ミーヤ・エルセンは王妃救出部隊の一員だった。だが腕は立つのだが、救出部隊の元となる部隊でも見習いであった為
総じて詰めが甘いと言わざるを得なかった。今回も遭難時の教本通りに水場を探し出して、そこで一息ついたのは良いが
迂闊にもそこで水浴びをしてしまった。更には自分を狙うモンスターに発見されてしまい完全に震え上がってしまった。
捕食者は人狼と呼ばれる二足歩行する狼で、あまりにも素早く、水場の近くに鎧とともに置いてある剣に手を伸ばす前にやられてしまうだろう。

人狼がその爪を振り上げ、絶体絶命の危機に目をギュッと瞑ってみがまえるミーヤであったが、衝撃はいつまでたってもミーヤを襲うことはなかった。

恐る恐る目を開けると、そこには一緒に転移魔方陣により転移させられていた主君、リリーの姿があった。


「貴女は!!なんて格好です?今回は私がいたから助かったものの!!」

リリーは軽率な騎士にお説教中だった。あの時、とっさに飛び出てこの騎士を襲う人狼の腕を切り落とし、びっくりして逃げ出す人狼を見逃した後、縮こまっている騎士の前に立ったリリーの顔は般若のようだった


説教をしながら、ミーヤの事をみるリリー、ミーヤは自分とおなじ17かそこらの年齢だろうか?だが、その引き締まった体から零れ出そうになっている巨大な乳房に目が釘付けになってしまう。
揉んだ時に手から溢れ出てしまう程の巨乳の持ち主を前に、胸にコンプレックスがある程度のサイズであるリリーは少々この騎士に悪戯をしたくなってしまった。

「………わかってますの?さあ、そこの木に手をついて尻をこちらに向けなさい。反省を促すために尻叩きの刑に処します。
今回は10回で勘弁してあげますからしっかりと反省するように」


そういって近くにあった手ごろな木の枝を手に、ミーヤの尻を叩くリリー。
1回!!2回!!と声を高々に手首のスナップを効かせて枝を打ち込むたびに
ミーヤの尻は赤く染まり、体はビクッと震えた。声を出すまいと懸命に耐える姿はリリーの悪戯心を大いにくすぐったが
3回!!4回!!と打ち込むたびに揺れ動く彼女の大きな胸に言いようのない敗北感を感じるのであった。


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