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姫騎士・リリーの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

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姫騎士・リリーの冒険 61

もしくは人間の国同士を争わせ、混乱に乗じて人間界を征服する気なのかも知れない。
いずれにせよ愛する祖国と国民達がそんな陰謀の犠牲になるなんて耐えられなかった。
だが、今の彼女には為す術は何も無いのだ。

「ほら囚人共!話していた新しい隊長様だ!たっぷり可愛がってやりな!」
そう言うと兵士はリリーを囚人兵達に向かって放り投げた。
「キャ〜ッ!?」
床に叩き付けられるかと思ったが数人の囚人兵が手を伸ばしてリリーを受け止めた。
「うわぁ〜!!本当にリリー王女だぜ!」
「見ろよこの綺麗な肌、庶民の娘共とは大違いだなぁ」
「ああ、陶器みてえだ…これから俺達の手垢と種汁で汚してやるからな…ケケケ」
下品な視線と手付きでリリーの体中をベタベタ触りまくる囚人兵達。
「ヒイィ〜〜ッ!!?い…嫌ぁ〜っ!!!離してぇ〜〜っ!!」
これから彼らに犯される事となる恐怖に恐れおののくリリー。その時だ。
「待ちやがれテメェら!!まずは俺に味見をさしてもらおうじゃねえか!?」
その声にリリーに群がっていた囚人兵達は一瞬ビクリと身を強ばらせ、渋々といった様子でリリーを床に下ろして引き下がった。
「へへへ…俺ぁ一度で良いからお姫様ってヤツを抱いてみたかったのさ…」
そう言いながら現れたのは一人の大柄な男だった。他の囚人兵達よりも優に頭一つ飛び抜けた筋骨隆々の大男だ。歳は若いようで、右目は斬り傷の跡がありツブれていた。リリーはその男を見て、ある事に気付いた。肌の色がエルンと同じような褐色なのだ。
「あ…あなたも魔法でオークにされたの…!?」
「魔法でオークだぁ?そんなんじゃねえよ。俺はガリウス。オークと人間の混血さ。この囚人部隊の“前”隊長だ。俺の母親は森に迷い込んで運悪くオークに遭遇して犯され、俺を孕み、俺を産む時に死んだ。なぜ死んだかって?俺が産道を通り抜けられずに腹の皮を突き破って出て来たからさ!俺は馬小屋で息絶えた母親の乳にしゃぶりついている所を村人達に発見され、村で育てられた。だがそれは差別と偏見の中での暮らしだった。俺は12の歳に村長の孫娘を犯して殺しちまった。俺はそのまま村を飛び出し、それから罪に罪を重ねる人生を送って来たのさ。金を奪うために殺した人間の数は五十人以上、快楽を得るために犯して殺した女は百人以上だ!」
「ひ…酷いわ…!!」
「酷い!?その言葉はこの俺をこの世に産み落とした母親とオークに言いな!俺は俺の欲望のままに生きるだけさ!こんな風にな!」
そう言うとガリウスは足元で股から精液を垂れ流して倒れている裸の娘を引っ張り起こし、その頭を大きな片手で掴み持ち上げると同時に、もう片方の手でズボンのベルトを外して男根を取り出した。
「……っ!!!?」
リリーは一瞬、吸精虫によってもたらされる痛みも忘れて言葉を失った。ガリウスの男根のあまりの巨大さにだ。ガリウスが己の木の幹のような巨根を握って二〜三度シゴくと、それは更に太さと長さを増して天を指した。何と頂点が彼の胸元辺りまで達しているから驚きだ。
ガリウスは巨大男根を娘の膣口に当てがった。娘は既に囚人兵達に散々犯されていたらしく、グッタリとしたまま反応一つしない。
「オラァッ!!」
ガリウスは娘の体を一気に落とした。一瞬、娘の身体がビクンッと痙攣する。
「うおおおぉぉぉぉ…っ!!!?」
次の瞬間、娘の口から出て来たのは人間の女の悲鳴ではなく獣の発する雄叫びのような声だった。ズムムムム…ッと男根が膣内に挿入されていき、それと同時にブビュビュビュビュ…ッと娘の膣内に溜まった精液が押し出されて出て来た。


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