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姫騎士・リリーの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

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姫騎士・リリーの冒険 19

はじめはスカーフを、次にハイヒールを脱ぎだし、焦らすように
ドレスの紐をシュルリ…シュルリと解いていった。

その様子を客や傭兵達はニヤニヤと見つめ、時折ヤジが飛んでいった。
また、当の本人達は恍惚の表情でそれらの事を受け入れていっていた。




(ヤバ…い……ヤバいですわ……あの鈴は高度な催眠魔法が……くぅ…体が…言うことを聴いてくれません)

リリーは未だに頭の中に鈴の音が響き渡り、その思考の大半を削り取っていた。
リリーの抵抗も虚しく、リリーは自分の意思では指先一つ動かす事すら出来なかった。

リリーが未だに抵抗の意思を見せているをローブの女が発見し
嬉しそうに近づいていった。


「あら〜リリーさん。抵抗しても無駄ですよ〜。この鈴は魔響の鈴って言って
大変高度な催眠魔法の込めれた魔法具なんですから〜」

そう言って女は「あなたは何も考えられなくな〜る」「貴方は服が無性に邪魔にな〜る」
とチリリリーン…と鈴を鳴らしながらリリーの耳元で囁いた。




「むむむ、むむむむ〜。この方もしかして魔法使いさん何ですかね〜
魔法防御力が高過ぎてなかなか催眠がかかってくれませんね〜」

リリーは己が持てる全ての意思力を結集し、なんとか催眠術に抗っていた。
その様子を女は表面上は、ちょっと困ったような顔をして
客の方にへと振り返りこう言い出した。

「皆さ〜ん、ごめんなさい。新入りのリリーちゃんはとっても恥ずかしがり屋さん
なので、ちょっと心の準備が出来てないみたいなのでお時間を下さ〜い。
お先にもう一人の新人さんを紹介しちゃいま〜す。」


その言葉に会場はドッと笑いが生まれ、リリーに下品なヤジが飛んでいった
リリーは必死に催眠に抗っているため、そちらに気を回す余裕はないが
その顔は羞恥に染まっていた。

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