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聖剣と邪剣使いの勇者とその仲間達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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聖剣と邪剣使いの勇者とその仲間達 1

今より遥か昔、世界は大魔王と呼ばれる者に支配されていた。大魔王は、自らの強力な魔法で、魔人・魔獣・魔物を作りだして世界を支配し始めた。世界の大陸の殆ど、大魔王に支配されたが、アガレニア大陸では、大魔王に対抗する為に、亜人や獣人の知恵と力を借りて、大魔王の魔法を打ち破れる聖剣を作りだした
その聖剣を使った青年が後に勇者として語り継がれる。勇者と仲間達は支配された大陸を少しずつ大魔王の手から解放していき、遂に大魔王が居る魔王城に辿り着いた。三日間不眠不休で戦い、勇者は大魔王を討ち取り大魔王の武器で在る邪剣を封印したが、大魔王は死ぬ直前に
「我は、何時かまたこの地に蘇る…」
と言い残した。勇者と仲間達は世界にこの事を伝えた。その後に魔人達の中で戦いを望まない者達が居て、その者と人類と平和条約を結んだ。
これが遥か昔に起きた事である
アガレニア大陸、温暖な気候で、人類・亜人・獣人・魔人が蟠り無しに生活していて、ハーフも普通に存在している。とある村から、王都に向かって二人の男女が歩いている

「アリサ、無理に着いてくる必要はないぞ。これは俺の問題なんだ」

その男女の1人、男の方がそう女に言い放った。

男は人類種なのだろうか。旅装束を纏う体はスラッとして肉付きがよく
何より角やら鋭利な爪やらが無い。しかし所々に人類種以外の特徴を持っていて、その中でも瞳が獣のような目になっているのが最大の特徴だろうか
腰には二振りの剣を挿していて、その装飾からなかなかの上物だと予想される


一方、男に冷たくあしらわれた女は真っ赤なローブと三角帽子を被り、杖を持っている典型的な魔法使いだった
だが、その三角帽子から見える耳は長く尖っている。これは森の守護者、エルフに備わっている特徴で、彼女はエルフの中でも上位種にあたるハイエルフと呼ばれる種族だった。
短くややクセッ毛な金髪は真っ赤な服の中でも栄えて、一種の美しさを醸し出していた。


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