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刄者と鬼
官能リレー小説 - ファンタジー系

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刄者と鬼 20


様々な感情が入り交じる芹那の頭の中は、徐々にではあるが化物と呼ばれた男達の愛撫とも呼べない行為に、身体が何かを求めてだしている感覚に囚われ始め、顔は叩かれているのとは違う色の赤身をを帯び、乳首は固くなりだし、陰部も徐々にではあるが熱くなりだしてきた。

「おい化物!!そろそろそのオモチャのもっと歪んだ顔見せてくれや」

男のその言葉に化物達は素直に反応し、芹那の身体を押さえ付けると口に詰め込んでいた端切れを引き抜く。また陰部を弄んでいた者は指を抜き、自身の剛直を殆ど濡れていない芹那の陰部に躊躇もなく深々と突き刺した。

ミチッミチッ…ブチブチッ…ミチミチミチッ……

「ひぎゃぁぁぁぁぁ!!痛ひぃぃぃぃぃ!!!!……うっうっうっうっ………」

化物と呼ばれている見ず知らずの者の剛直を、誰にも触らせた事のない陰部に強引に捩じ込まれ、うっすらと血を流して裂ける様な破瓜の痛みを身体に感じ、芹那は顔を歪めて悲鳴と共に涙を流しながら嗚咽する。
そんな様子を後ろで見ていた男は、夢中で自らの剛直を扱き自慰に耽っている。

「いいぜいいぜ!!その歪んだ顔!!俺はなぁ…そんな歪んだ顔を見ながらするのがこの世で一番気持ちいいんだよ!!」

「…うっうっ…殺す…」

下衆極まりない言葉を耳にした芹那は、呟きながら涙で歪む視界に下衆な笑みを浮かべる男の顔を捉え、殺意を剥き出しにしている。
そんな芹那の視線を感じた男ではあったが、そんな事はお構いなしとばかりに自慰を続け、恍惚な表情を浮かべ自らを絶頂へと導いた。

「ふぅ♪…さぁて、俺のお楽しみは終わった…そろそろお前等もぶちまけろや化物共」
男の言葉通りに強引に腰を動かし、化物は芹那の中で果てようとしていたその時だった。いきなり扉の施錠が破壊されたかと思えば、扉ごと屋内に吹き飛ぶと同時に芹那を取り囲んでいた化物の首が胴体から切り離されていた。
風の様に駆け抜けていく太刀筋を目で追っていた男は、直ぐ様芹那に被さっていた化物の死体を退かすと首を片手で掴み、力任せに締め上げる。

「おやおや…穏やかじゃないんじゃね?お楽しみを邪魔するなんてよ!!」

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