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中出し帝国
官能リレー小説 - ファンタジー系

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中出し帝国 55

クラウは手探りにルルの下着へと指を這わせ、布越しに秘所をなぞる。
既に愛液で濡れそぼる秘所は、下着を存分に湿らせていた。

「もう濡らしてやがる……我慢の足りない女だな」

 ルルの耳朶を甘噛みしながら、クラウは言葉での責めも与えていく。
クラウの指が布越しに秘所を上下になぞる度、ルルは切なげに声を漏らす。

「んっ! んんっ……! そんな事、ない、感じてなんかっ……あっ!」

 饐えた匂いのする地下牢に、愛液の音が淫靡に響く。
クラウの指は、ルルの下着に入り込み淫核を刺激にかかった。
クラウは包皮に隠れた淫核を軽く撫で、小さな刺激を与えていく。
積み重なるもどかしい刺激が、ルルの淫心も徐々に掻き立てていった。

「んあっ……はぁっ……! ダメ、そこは……あんっ!」

 同時に胸も愛撫しているクラウの腕にしがみつき、身体を震わせるルル。
脚にも力が入らないのか、クラウの指が蠢く度にガクガクと力無く揺れる。
上からも下からも快感が広がり、ルルの思考も視線も焦点が定まらなくなっていく。

「何がダメなんだ? 淫乱なお姫様……?」

 クラウの悪戯っぽい笑みと共に、ルルの淫核の包皮が捲り上げられた。
露になった淫核を、愛液に濡れたクラウの指がそっと撫でる。
途端に、ルルの全身を電気が走ったような刺激が貫いた。

「んひぃっ?! そこ、は……!」

 ルルは必死に歯を食いしばるが、涎が口の端から溢れてしまう。
羞恥に紅く染まるルルの頬を、微笑みながらクラウが舐め回す。

「そんなだらしない顔して……誰が感じてないって?」

 クラウの指は、ルルの淫核をいたぶり続ける。
優しく、いじらしく、もどかしさを煽るように。

「ここがダメなのか? え? どうなんだ? 淫乱なお姫様よ!」 

 クラウの指が淫核を擦り上げる。触れるか触れないかのもどかしい距離で、何度も何度も往復させる。
たまにキュッと胸の突起を摘まんでやると、ルルの身体は大きく波打った。

「あっ、くぅ……! そこっ! そんなにしたらダメっ、なんだって……!」

 ルルの白く綺麗な脚を、溢れた愛液が伝い落ちる。
その潤んだ瞳は熱を帯び、惚けた表情からは威厳の欠片も感じ取れなかった。
ただされるがままに快感に流され、抗う事も出来なくなっていく。

「んぁあッ!?…そ、そんな事したって無駄よ。…どの道喋る気なんて無いんだからね!」

両頬をほんのり紅く染めたルルは、クラウから逃れようと向かい来る手を遮ろうと手で静止する。
しかし、クラウは上半身の力を使ってルルを正面から押し倒した。
すぐさま、ルルは2本の足で応戦する。


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