中出し帝国 12
「ねぇお願い!もう一回ヤラせてよ!」
「やだね。………それに、俺は出したんだ。萎えちまってもう勃たねぇよ。サカリたきゃ他のヤツにでもお願いするんだな。」
自分もイク寸前だった癖に、随分偉そうである。馬鹿にされているルルが可哀相だ。
ルルは両手を合わせ頭を下げた。よほど悔しかったのだろう。再戦を頼む中、ルルは閃いた。
「ほんとにお願い!…あ、そっか、要は勃てば良いのよね?」
萎えたペニスを眺めるルル。何を思ったのか唐突に舌の先で舐め始めた。
「おい!?俺はもうヤラねぇつってんだろ!」
ルルを引き剥がそうと足を動かそうと試みるクラウだったが、案の定ルルが腰を両手で拘束していたために、下半身は完全に動かせなかった。
そうこうしている内に、ルルがペニスをくわえてフェラを始めた。
なら、と頭を掴み今度こそ剥がそうと試みる。
「んぷぁッ♪」
唾液をほとばしりながらクラウのペニスを吐き出したルルは、嬉しそうに微笑む。
「…勃ったじゃない♪冷たいこと言わずに、もう一回しましょうよ。」
「だから……っ」
しつこく粘るルルに叱責の言葉を出そうとしたが、仕草に見とれてしまった。
下の口に指を入れて掻き乱しながら、小さな胸の突起をこねくり回しているのだ。
「駄目かな?さっきは外に出してたけど、中に出して貰っても構わないのよ♪…ねぇ…駄目なのかな…。」
入れて欲しいと言わんばかりに下の口を掻き乱すルル。そこからは愛液という潤滑油がしたたかにこぼれていた。
「あぁもう分かった分かった!なら好きにしてくれ。」
「ふふふ♪ありがとう!…なら、私が上で良いわよね!?」
プレイの中で一番大好きな騎乗位が出来るのである。
ルルにとってこれ程喜ばしい事はない。
「うふっ♪ じゃあ……いただきまぁ〜す、っと」
ルルは舌舐めずりをしつつ、硬度を取り戻したクラウの男根へ腰を下ろした。
柔壁を掻き分けて男根が侵入する感覚は、慣れてはいてもやはり身体を震わせる。
「うっ、おぉっ……」
温かで蜜に滑る柔壁に男根を包み込まれ、クラウは快感を隠せず溜め息を漏らす。
「あぁん、入ったぁ……ふふ、見てなさいよ」
ルルは挿入の余韻に浸る間もなく、下腹部に力を込める。
腰を上下させる度に柔壁を行き来する快感は、何度味わってもやはり堪らない。