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赤い水晶のペンダント
官能リレー小説 - ファンタジー系

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赤い水晶のペンダント 73

水中では美穂は腕で胸や股間を隠しているが、浮いている薬草でお湯の中は見えない。
(何?このコ悪魔が私を犯してくれると言うの?)
性欲に飢えている美穂は兎に角自分を犯してくれる存在に頭の中はそれで一杯になる。
「欲しい。」
「何が?」
「欲しい!オチ○チンが欲しいの!」
「はい!了解!!〜〜〜〜〜〜〜」
小悪魔の口から音のような呪文が流れ出す。
「ミホ?誰と話してるの?」
「頂戴!オチ○チンを私に頂戴!」
「ミホ!!」
ミランダが湯船から飛び出してきた。
カーテンを引き裂くように開いた時には小悪魔は笑い声を残して屋敷の中に飛んでいった。
「ミホさん?」
サラとパルが心配そうに美穂を覗き込む。
「どうしよう…。みんな」
不安げな声を漏らす美穂。
その原因はクリトリスの上に大きなペニスが生えていた。



「欲しいって言ったけど…これは。」
騒ぎの現場に駆けつけたハイトリヒにことを説明する。
「悪戯妖精め。すまないミホ。調べ物をしていて気付かなかった。」
「あの、調べものって?」
「ミホの胸のことが気になってな。」
彼は様々な書物から調べた結果を美穂に告げる。
「恐らく呪いの一種で、胸を巨大化させ続ける効果があるようだ…だが、この呪いなら解除は可能かもしれない…以前のような胸に戻るとか、母乳が止まるとかは闘技場の薬の効果もあるからまず無理だろうが…一回り程度は小さくなってこれ以上大きくなる心配もなくなるようにはできる」
一回り小さくなっても超乳が爆乳になるだけで破天荒な乳に変わりはない。
だが、多少は楽にはなるのは確かだし、これ以上大きくなるのは正直困る。

「ミホ〜!助けて〜!」
間抜けな声を上げながらイヨが大浴場に飛び込んできた。
「ホホホホホホ!」「キャキャキャ!キャキャ!」「ウフフフフフ」
その後に様々な笑い声を引き連れて。
「あ〜!いた〜!」
美穂が指差す先には先ほどの小悪魔がいた。
それも3匹も。
「え?だれだれ?」「なんのこと?」「わけわかんない」
小悪魔に追い掛け回されるイヨは美穂の後ろに隠れる。
小悪魔はハイトリヒを見ると興ざめした顔をして大浴場から飛び出した。
三人は与えられたシルクのローブを纏い、広間でお茶をふるまわれた。
イヨは美穂の胸元で泣きじゃくっていた。
「あいつら酷いんだよ!僕の羽を引っ張って千切ろうとしたんだよ!
それに、それに…!!」
美穂は同じ泣き言を5度以上聞かされていた。
「最近入り込んでいた妖精達が悪さをするとは。
すまなかった。私は何もされなかったものだからうろついているだけだと思っていたよ。」
実際妖精たちはハイトリヒにいたずらをしようとしていたが、ハイトリヒの無意識でもあふれ出る”力”の前に何もできないでいた。

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