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赤い水晶のペンダント
官能リレー小説 - ファンタジー系

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赤い水晶のペンダント 64

この時外に居た観客は捕まえた闘奴を自分の物としてつれて変えることができた。
これは捕獲に積極的に参加させることと口止めも含まれていた。
「なお、脱走劇で捕まった闘奴が戻ってこないことがあるのを知ってますか?」
それは歳を取ったり人気が取れない弱い闘奴だった。
「いわゆる間引きという奴ですね」

おかしくて仕方が無いと言うようにしきりに含み笑いを漏らしながら激しく腰を突き出す。
深く突き刺したところで射精をする。
勢いは無いが大量の精液を注入した。
「もし逃げるときは言ってください。私が拾って差し上げます。勿論私の食器としてね」
こうして美穂は仕上げに膣に料理を詰め込まれて妊婦のようなお腹を揺らしながら訓練所に戻された。
美穂は他の闘奴と自分に詰め込まれた料理を齧りながら考え事をしていた。
もし、皆で脱走を試みても捕まった人達はさらに酷い目にあうのだろう。
弱い人や歳をとった人はなおさら…。
だとしたら自分だけで…。
いや、サラちゃんやパルちゃんにミランダも一緒に出ないとどうなってしまうか…。
外から助けを呼べないか?今夜イヨに相談してみよう。
自分の中に出されたシュマのおぞましい精液の付いた料理を仇のように噛締めミランダ達との会話も上の空で夜を待った。


「それだったら魔獣を取り込んだら?」
「取り込む?」
「あいつらここの女を孕ませる気が満々なんだよね。でもここでいくら交尾しても誰も孕まないからヤキモキしてるんだ。
だから『貴方専用になるから一緒に外に出て子供を産もう』とか持ちかけたら絶対その気になると思うよ。」
さらには一匹だけでなくほかの魔獣たちにも持ちかけ一斉に暴れてもらおうと言うのだ。
「でも、一人で色んな奴に持ちかけたら途中でばれちゃうだろうね」
「うーん…」
美穂は最初に訪れた教会の話をした。
「ここって心当たり無いかな?」
「つい最近要請になれた僕に難しいこと言うね。今度地図を探してくるよ」
「あ、でも私あの後何度も空を飛ばされたり川に落ちたり…」
「でも何か分かるかもしれないでしょ?」
こうして今夜はイヨは帰っていった。
何処までできるかは分からないけど美穂は思いつく限りのことはやってみようと心に決めた。

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