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赤い水晶のペンダント
官能リレー小説 - ファンタジー系

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赤い水晶のペンダント 61

恥辱と鞭と筋肉の限界で体中が焼けた鉄になったように熱い。
「ほらほら二人ともしっかり引っ張りなさい!」
ヴィーノは荒縄を上に引っ張り、食い込みをきつくする。
「きゃぅう!」
「いひゃあ!?」
二人は並んで甘い悲鳴を上げた。
「もうらめ!!もう!いっひゃう!」
「だめぇ!紐離して、千切れちゃう!体半分に避けちゃう!」
ぷしゅしゅしゅ…!
じょぼぼぼぼぼ…!
ありとあらゆる責め苦が混ざり合い、トドメの荒縄に集中して性的解放にあふれ出した。
そのまま二人は気を失い、いくら鞭が打たれても目を覚まさなかった。
二人は訓練器具から解放されるとそのまま居住部屋に放り込まれた。
背中に打たれた鞭の痕。
無理矢理吸われて充血した乳房。
荒縄に擦られて腫れ上がったアソコ。
白目を剥き、舌が飛び出して口が閉じられなくなったアクメ顔に新人は震え上がった。
その夜、美穂は意識を取り戻すと手当てを施されても痛みで寝付けなかった。
ミランダは未だに意識が戻らないがしっかり胸は上下している。
そっちの方がよっぽど羨ましいと溜息を付いていると呼ばれてる気がした。
痛む身体を起こして首を巡らすと、天井ぎりぎりに設けられた鉄格子から光るものが見えた。
光がフワリと舞い降りてくる。
「だれ?」
周りを起こしたらいけないと小さな声で問いかける。
「僕だよ。お腹の中に匿ってもらった芋虫だよ」
芋虫はきれいな蝶から蝶の羽を背負った小人(妖精)に進化していた。
「芋虫さん!?」
とても信じられなかったが確かに聞き覚えがある芋虫の声だった。
美穂は痛みで動けないでいると元芋虫は背中にフワリと舞い降りる。
柔らかい暖かさを感じると、痛みが引いていった。
不思議そうに身を起こして座る美穂の膝に舞い降りると燐光を暗くしながら
「エヘヘ。僕の新しい力だよ」
と得意げにエヘンと胸を張る。
「本当はこのぐらいしかできないんだけどね…僕のせいでこうなっちゃったから、ちょっとしたお詫びだよ」
確かにこの妖精さん(元芋虫)のお陰でこんな目にあったと言えなくないが、今更彼を責めてもどうにかなるものでもない。
むしろ現実的な事を考えた方が得だろうなと、美穂は自分でも不思議なぐらい冷静にこの事態を対処していた。
「ねえ…赤ちゃんが出来なくなる魔法とかってないの?」
「生まなくする理由が解んないけど…逆に沢山生めるのならあるけど、生めなくなるのはないよ」

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