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赤い水晶のペンダント
官能リレー小説 - ファンタジー系

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赤い水晶のペンダント 49

出て来たのは先に出て来たのより体格の大きな奴…
しかしどちらとも醜悪な顔の上にとにかく臭い。
ただそのペ○スは大きい。
美穂の牝の匂いに反応したのか勃起したそれは人間のものより遥かに大きく、竿には無数の突起がついている。
あんなの入れられたら……
目を放せなくなった美穂は、恐怖感に襲われるが…同時に躯は熱く反応していた。

恐怖と熱に脚が痺れ動けないでいると、低い方の一匹が外見とは裏腹な俊敏さで間合いを積めなぎ払うような平手打ちを繰り出した。
完全に反応が遅れた美穂は吹き飛ばされ、石畳がせり上がってできた石柱や石壁に叩きつけられる。
我に返り逃げ出すが、二匹はそんな美穂を嘲笑うように頭上を石柱から石柱へと跳び渡る
闘いの恐怖に身が震えるが、試合前に言われた一言が美穂を何とか闘いに止どまらせていた。
…敗戦が続き『用済み』と見なされた奴隷は、闘士から外され魔物達の性欲処理の玩具として永遠にここから出られなくなる……
出たい…ここから出たい…
そう自分に叱咤して美穂は転がってしまった剣を拾い構える。
刃の無い剣であっても、当たればダメージぐらいは与えれそうだ。

陸上部で脚力に多少の自信はあっても、剣道はからっきし。
ましてつい最近までまな板な胸が今や想像もしなかった爆乳になり、両手で剣を構えるのを妨げて、ブラジャーもさらしも無い状態で走ると暴れる。
「斧槍の方が使いやかったな…」
一匹が目の前に降りてくる。
それに向かって美穂は声を上げて走り出す。
「タァ―!」
振り下ろした剣を魔獣はあっさりと後ろに跳んでかわす。
それでも美穂は剣を振りながら追いかける。
魔獣は後ろに跳び続け避け続けるがその先には壁があった
それに気付いた美穂は追い詰める。
魔獣の背中が壁にぶつかり動きが止まった。それを勝機と美穂は剣を突きの構えで突撃する。
ガクン
その体を後ろから抱き上げられ足が空を切った。
「あぁ!」
もう一匹いることはわかっていたが目の前の魔獣に夢中になり過ぎていた。

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