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赤い水晶のペンダント
官能リレー小説 - ファンタジー系

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赤い水晶のペンダント 48

開かれた扉からはまぶしい太陽光が注がれ、目が慣れると橋が架けられていた
辺りは堀になっていて橋の先には円形の石造りの舞台がある
広さは野球場の堀に対しドーナツの輪と穴がが逆転したような広さだ
すり鉢状の観客席の一つ一つは広く客数は少ないが、よほど特別な身分の人しか座れない
橋を渡り石舞台に降りると石は苔でぬめっている
激しいく銅鑼が打ち鳴らされると大きな錆び付いた檻を乗せた船が付けられる
美穂には聞こえていないが、それぞれの客席では専属の解説者が説明している
さらに銅鑼が打ち鳴らされると檻の鍵が外された
一方的に試合がマリスから説明は聞かされていたが、実際されると恐怖感を抑えることが難しかった
美穂達奴隷闘士の格好は、胸と秘部を露出したレザーのボンテージスーツに首輪のみ。
黒いレザーに美穂やパルの白い肌はよく生えていた。
ヘアの手入れは許されていないので無毛にされた秘部や脇も多少生え恥ずかしさは更に増すが、試合が始まるまで彼女達の手は後ろで拘束されて隠す事すら許されて無かった。
檻の中が気になったが、檻を背にするように立たされ、観客の目に美穂の恥かしい部分を存分に晒される。

想像していた野次野次歓声は無いが、突き刺さり体内から舐め回される様な視線を痛いほど感じ、心とは裏腹に胸は張りアソコが濡れた
背後で錆び付いた格子が開く音と同時に足下が変形し始めた
石床が所々浮き上がり障害物や不整地を作り出し、外周は二メートル近い壁になり逃げ道を塞いだ
ズシャリと大きな足音がすると手の戒めが外れた
自由になった手で性器をかくす思考的余裕は無く後ろを振り向くと美穂は愕然とした
体長二メートル半に横幅一メートル以上で足より腕が長い二足歩行する獣。
肥ったように丸いがそれは筋肉で全身オラウータンみたいに毛に覆われている
驚いたのはそこではない。
檻から出てきたのは一匹ではなかったからだ。

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