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赤い水晶のペンダント
官能リレー小説 - ファンタジー系

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赤い水晶のペンダント 47

それから一時間後
搾乳された女達は絶頂に次ぐ絶頂で動けなくなっていた
ほとんどの者が気を失い、看守達に部屋まで引きずって運ばれて放り込まれた
次の日
三人はマリスに訓練場を案内されていた
「マリス!」
ヴィーナが近づいてくる
「午後の試合にパルを出すから用意させな」
「そんな!パルはまだ子供です!代わりに私が…」
サラが懇願しようとしたがヴィーナは拳で黙らせ、地に伏したところをハイヒールで顔を踏みにじる
「最初に言ったはずだよ?お前達に拒否権は無いって
子供だ?そんなの知ってるよ
だから出すんだよ
それを喜ぶ観客は沢山いるんだからね」
美穂は血が滲むほど唇を噛んだ
(私があの時あの館に泊まらなければ…サラさんやパルさんにこんな目にあわせなかったのに
私だけがこんな目にあったならとかなったかもしれないのに
ピアスさえなければ二人を助けて逃げ出せたかもしれないのに…)
こみ上げてくる力が発揮できない無力感と罪悪感につぶされそうになるほど美穂の首にぶら下がるペンダントは禍々しい赤黒くくすんだ色に染まっていった
その美穂にヴィーナはニヤリと笑いながら言う。
「乳豚っ、アンタもよ!…アンタは第一試合、アンタぐらい新人でそこまで浅ましく淫らな躯の娘はいないからね…せいぜい最初の試合で豚らしく盛り上げなさい!……相手は豚に相応しいのを用意してあげるわ」
ヴィーナはそう言い高らかに嘲笑うと、美穂の巨大乳を捻る。
吹き出す母乳に甘い快感…声を上げてしまう美穂は、今度は淫らになりきった自分の躯に心を暗くする。

その晩、サラはいつまでも啜り泣くパルを布団の中で抱き締めながら眠れぬ夜を過ごした
古参の奴隷がウルサいと怒鳴りつけてきたが、マリスがなだめた
美穂はヴィーナが言っていた相応しい相手が気になっていた
一睡もできないまま三人は朝を迎え朝食を口に入れるが飲み込むのが辛かった
日は無情にも高くなり、闘技場から銅鑼が響く
マリスに連れられて扉の前に待機させられた

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