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赤い水晶のペンダント
官能リレー小説 - ファンタジー系

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赤い水晶のペンダント 46

「搾乳って…ここの女の子はみんなおっぱいが出るの?」
「ええ、子供を生んだ事もある娘も多いし、薬を飲まされるから…私達は闘い犯される以外に、母乳も商品にされているのよ…」
マリスは美穂の問いにそう答える。
「そんな…酷いですわ…」
まだ涙ぐむサラがそう言うが、その言葉は地面をピシャリと叩き付けるヴィーノの鞭に書き消された。
「新入り!、喋ってないでサッサと行けっ!…言う事聞けない糞豚には鞭と首締めをくれてやるわよ!!」

ヒッ!、と悲鳴を上げたサラとパル…そして、まだ来てさして経たない少女達も怯えて、慌てて女性達の列についていく。
美穂もまた、その列に加わりとある部屋までついて行ったのである。


部屋に入った女性達は並んで四つん這いになる。
美穂達も同じように並んで四つん這いになると、部屋にいた男達が手枷足枷を女性達に付けていく。
皆、四つん這いで少し脚を開いた状態で並ばされ、動く事も倒れる事もできない状況になる。

「これから品種改良した魔物が搾乳するのよ…魔物の触手が乳を吸うんだけどね、乳は魔物の腹の中で生成されて高級食材になるのよ…あんた等は乳牛奴隷でもあるのよ!」
ヴィーノは楽しそうに美穂の顔を見てご丁寧に説明してくる。
「ああ、それからね…この魔物の食事は、愛液とか小便とか大便…あんた等の下から出るモノよ…搾乳と同時に食事もするけど、狂う程気持ちいいらしいから楽しみになさい」
笑いながらそう言うヴィーノ…その言葉と同時に、美穂達の背後では扉が開く思い音がしたのだ。

引きずるような重い音に美穂は首を折り股越しに『ソレ』を見ようとする。
…カタツムリ…かしら?…
現実的でないその『生き物』を冷静に見れてしまう…こんな環境に慣れてきた所以である。
確かに美穂の印象通り、『ソレ』はカタツムリに似ていた。
体長は1mは優に超える大型…殻の部分に当たる大きな瘤からは二本の長いホースのような物が伸びている。
巨大カタツムリモドキ(名前が解らないのでそう呼ぶ事にした)はゆっくりとした動作で女の子達に近付いていく。

かなりの数がいるようで、女の子一人に対して一匹…美穂の方にも近付いてくると、ホースのような物が伸びて、股越しに乳首にピタッとくっついた。
どうやらこのホース(触手)で搾乳するようで、吸った母乳は瘤に溜る作りらしい。
全ての分泌物が混ざりあったものが怪物の中で作られるのかと想像していた美穂だが…別々に吸われるんだと違う所で感心する。

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