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赤い水晶のペンダント
官能リレー小説 - ファンタジー系

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赤い水晶のペンダント 43

自分の姿は素っ裸であるが綺麗にはされているようで、隣りにはサラとパルが裸のまま倒れている。
二人の胸と自分の胸がサイズアップしている所を見るとあの事までは事実らしいが、そこから先は覚えていない。
解っているのは、どうやら捕らえられたらしいと言う事と、お腹の芋虫がいなくなった事。
芋虫がいてれば状況が解るのだか、それも適わない。
実は、蝶がお節介にも助けを呼んだのが奴隷商人であったのだが、美穂はその事実を知る由も無かった。

窓からの明かりを見ると夜が開けているようで、かなり気絶していたようだ。
取りあえず、美穂はサラとパルを揺り起こす事にした。

当然、二人共この状況に困惑するが…勿論、訳は解らない。
その時、丁度動きが止まり、続けて扉が開けられた。

扉の向こうには、あまり出会いたくないような完全武装の男達…当然のようにサラとパルは怯えるしかなく、大概な体験を経てきた美穂すらビビるしかない。
その男達は、まるで三人を物でも扱うように二人がかりで両脇から抱え部屋から連れ出した。

出された場所は美穂もかつて写真で見た事があるようなコロッセオのような巨大な建物。
抱えられた三人はコロッセオの中に入れられ、入口付近に立つ屈強ながら嫌味そうな禿げたヒゲ親父の前に連れて行かれた。
「ほほぉ…こりゃ上玉が三人も…健康そうで、いい乳してる……いい奴隷拳闘士になるぞ」
嫌味な笑みを浮かべたハゲヒゲ親父は、リーダらしき男に大金を渡すと、美穂達は更に中に連れて行かれた。


とある小部屋に連れて行かれると、男達は寄ってたかって抵抗する間もなく、まるで分娩台のような物に乗せられ手足を固定される。
そしてあのハゲヒゲ親父の横に、いかにも女王様的なルックスに衣装の女性が現れた。
「ふふ…新入りの娘ちゃん達、地獄のコロッセオによーこそ…アタシは奴隷拳闘士の調教師、ヴィーノ……あんた達はこれからアタシの下僕としてコロッセオで闘ってもらうわ…勿論拒否権はないけどね」
奴隷として売られた…その事が混乱する頭でもようやく理解できてきた。

美穂はまだ冷静を保とうと何とか努力しているが、サラとパルの方は泣いていた。
そんな様子に構う事無く、男達が三人に首輪をはめて鍵を付ける。
「その首輪はねぇ…このコロッセオの外に出たりアタシに逆らったりすると締まるのよ…なんなら試していいわよ…」
笑いながらヴィーノは男達に合図を送ると、男達は千枚通しのような針を持って三人に寄ってくる。
そして、男達は三人の乳首、ラ○ア、クリ○リスに次々と針を突き刺しピアスを付けていった。

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