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赤い水晶のペンダント
官能リレー小説 - ファンタジー系

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赤い水晶のペンダント 32

「…そうですか」
「あの?今のはいったい…!?」
母乳でない物をのまされ、いったい何を飲ませたのか聞こうとしたが声が出なくなる
胸部が張り裂けそうな痛みに襲われる
「残念です。もっと飲んで頂けたら少しは軽くなれたのですが…」
遠のく意識の中でマーガレットの残念がる声が聞こえた

肌寒さに目を覚ます
口の周りの母乳の臭いで、気を失う直前の事を思い出し斧槍を見つけると手を伸ばした
「う!?」
自分の動き異様に鈍い
腕を動かそうとすると特にだ
構える腕に胸が当たる
今までこんな事は無かった
両腕の間に二つの乳房が挟まっていた
紛れもなく美穂の胸元から、シャツを捲り上げて飛び出している
呆気に取られて滑り落ちた斧槍が石畳に当たり、部屋に大きな音を響かせた
「何コレ!ナニこれ?何これ!?」
思わず下から抱え上げる腕にしっとりした肌触りと弾力に包まれた柔らかさが温もりを伝える
そしてズッシリと重い
今までブラジャーに溢れそうなオッパイを夢見たが、これは大きすぎる
大きくても、D〜Eカップを理想としてきた
今の美穂のオッパイはインプラント豊胸手術を受けた外国人のオッパイみたいだ
本当にこれが自分の胸なのか掴んでみると、体がビクンと反応する
オナニーの一環で胸を撫で回すことはあったが、これは初めての感覚だった
(何これ、すっごい敏感?)
当たりを見回す
マーガレットのいたと思われる場所は石のブロックでできた壁になっている
誰もいない
組んだ腕で胸を下から持ち上げ、両方の胸を同時に揉んでみる
とたんに電気みたいなものが体中に走り、膝が言うことを聞かなくなりその場にヘタリ込む
(これ、いいかも)
そのまま揉みあげ、胸全体をまさぐってみる
(今まで胸を触ると痛いだけだったのに…)
胸の全体はジンジンと痺れ、乳首は乳輪ごと痛いぐらいに突っ張る
次第に乳房を乳首に向かう様に揉み上げる
「いい!これすごくいいよ!何で!?」
今まで殺してきた声が喉から飛び出す
自分の手が乳首にぶつかると体が跳ねる
「乳首!乳首が感じてる!いつもアソコなのに…駄目、来ちゃう!乳首いっちゃう!」
乳首を乳輪ごと潰す勢いで握り締める
体の中でビッグバンが起こる
今まで感じたことのない快感が頭の天辺から足の指先まで届き、胸から飛び出す
飛び出したのは快感だけではなかった
プチャァシャ!
乳首を握りしめた手の中に熱いほど走り
両乳首から母乳が吹き出した
「…え?」

マーガレットはかつてこの城が栄えていた頃の后で、自分の大きな胸を誇っていた
ある時、他の領土の城に招かれたとき、城下を馬車に乗り眺めていると自分の胸より大きな町娘を見つけた
大変ショックを受けた后はさらに自分の胸を大きくしようとした
ありとあらゆる手を尽くしてもそれ以上大きくならない胸
ついに后は悪魔と“胸と領土の繁栄”を取引してしまった
后の胸は自分の体より胸が大きくなり動けなくなってしまった

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