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赤い水晶のペンダント
官能リレー小説 - ファンタジー系

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赤い水晶のペンダント 4

暖かい粘りのある液体。振り向いた美穂の目に映ったものは、首を刎ねられて鮮血を流す男だったものであった。
「え・・・・・」
事態を上手く飲み込めず呆然としている彼女の左横に転がってきたもの、それは男の首だった。
「・・・・・・・」
事態が彼女の中に染み込むにつれて心の中に溢れた感情が、悲鳴となって口から飛び出すその刹那。
「もう大丈夫だ!!!」
大声が近くからした。
「・・・・・・え?」
その大声に、飛び出しかけた悲鳴が押し戻される。
振り向いた彼女の前にいたのは、深みのある青色の髪、緑色の瞳を持つ美青年だった。
「もう大丈夫だ。」
優しげにその男は美穂を抱きしめる。
そして美穂の瞳に自らの眼を合わせると、その眼が白い光を帯びた。
「えっ・・・」
何かが深く入り込む感覚。なぜだか美穂の意識は半ば眠ったように、ぼうっとなった。
眠ったようにぼうっとなっている美穂はいつしか、近くに横たえられて服を脱がされていた。
「良い身体だ。日も丁度良いようだな。さぞやいい子を孕むぞ。」
単に女に欲情しただけではない、異様な期待をたたえた表情でその美青年は魂を抜かれたような美穂を愛撫する。
「ああ・・・ふぅ・・・・」
無抵抗で愛撫される美穂。彼の愛撫は要点を押さえており、処女であるはずの美穂も秘所を濡らしていた。
「フフフ、我が子を孕む女にいたい思いはさせん。安心して楽しむがいい。」
倣岸で自信に満ちた笑顔を浮かべ、眼からは白い光を放ち、美青年はそそり立った男根を美穂に挿入する。
処女の秘所に、ゆっくりと硬いものが押し入ってゆく。だが美穂は従順にそれを受け入れている。痛みを感じていないようだ。
そして一筋の血を流す秘所を奥まで犯した男根が動き出す。
「なかなか良い締め付けだ!いいぞ。」
「ああ・・・あん・・ああ・・・・」
幸せでHな夢を見ているような、そんな寝言のような声をあげ、美穂も快感を感じている。
「あ・・ああ・・あん・・・ああ・・・・・」
快感がどんどん高まる。
「くぅ、いいぞ、クハハハ!!」
しっかりとした動きで腰を深く突きこむ。
「あ、ああ、ああーー!!」
「どうだ、そろそろだな・・・イくぞ!」
美穂がひときわ大きな声を上げるとともに、美青年の腰の動きが止まり、痙攣したような揺れに変わる。
びゅる・・・びゅる・・・・
「フハハ・・・・喜べ。お前は今宵、我が子を孕むことで神の母となったのだ。」
絶頂を迎え、ほとんど意識を飛ばしたような美穂に一方的に語りかける。
美青年のその表情は異様な喜びを浮かべていた。

そしてしばらくすると自らが脱がせた服だけを着せ、そして横たわる彼女に向けて何やら呪文をかけ、さっき始末した男の死体にも呪文を唱える。
すると男の死体は灰になって吹き散らされていった。それを見届け、美青年は立ち去っていった。





グィウー・・・・
グィウー・・・・
何かの鳴き声が遠くから聞こえる。その声に美穂は意識を呼び戻され、眼を覚ました。
「うう・・・お姉ちゃん・・・??」
眼を開くが、いつもの自宅ではない。天に青空が広がり、周囲は森の木々が生い茂っていた。
足元から数歩のところに、脱がされたショーツだけが転がっていた。
!!!!!
それを見て、昨日のことが総て頭の中に戻ってきた。
美穂は呆然としていた
ここに来てから考え込む暇もなかった
そして純潔を見知らぬ人に奪われる
何をどう考えて整理したらよいのか、考えはまとまらない
呆然とする美穂のお腹が強い空腹を訴え、美穂を現実の世界に呼び戻す
辺りを見回してもたき火に炙られてる魚だった消し炭しかない
美穂は熱々の消し炭にかじりつく
大男に飲まされた精液よりも苦く臭い刺激が脳を突き抜ける
それでも美穂の体は食べることを要求した
吐き出すこともなく黙々と食べる
次第に涙と嗚咽が溢れ出すが食べることはやめなかった

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