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赤い水晶のペンダント
官能リレー小説 - ファンタジー系

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赤い水晶のペンダント 27

食料も無く、グルグルと空腹を訴える音と合わさって疼く性器
この世界に来て、初めて処女を奪った緑色の瞳の青年を思い出す
(あの人はなんだったんだろう?プレ捨て?)
大男に口を汚され、緑の瞳の青年に純潔を奪われ、両性の修道士の妄想に汚された
処女は再生されたものの、すぐに貝に卵を産み付けられ、産卵のときに破かれてしまった
(御祓い受けた方が良いかも)
外れないペンダントネックレスに指を這わせる
まるで熱を放ってるように熱く感じた
(結局、これが原因なんだよね)
ジクジクと疼くアソコが気になる
(形が変わっちゃったりしてるのかな)
美穂は自分のアソコがどうなってるのか気になりだした
直接覗き込もうとしたが、首が届かない
道具袋に鏡になるものがないか探すが、何も無かった
「そうだ」
ミーシャの教会で貰った短剣を抜いた
モニカが研いだのだろう。美穂の顔が映るほど、よく研がれている
短パンを脱いで、刃でアソコを映す
薄い茂みの下で、割れ目が微かに開いている
マジマジと見たことは今までない
(こんなものなのかな?それとも、変わっちゃってるのかな?)
微かに不安を覚えながら割れ目を開くと、充血した具が見える
形は崩れていなく、見る人が見ればキレイな性器だと分かる
しかし、望まぬ破瓜を迎えた美穂には自分の性器が酷くグロテスクに見えた
(見るんじゃなかった。)
自己嫌悪の溜息をつきながら短剣を鞘に納める
そのまま焚き火を眺めていると意識がボーとしてきた
薪がパチパチとはぜる音に混じってザリザリと足音が聞こえた
美穂は我に返ると慌てて短パンに手を伸ばす
焦りが動きを鈍らせ、なかなか足が入らない
ようやく、両足が収まると、今度は膝に引っかかり上がらなかった
地面を転がりながら何とか履いた時には、足音の主は数歩離れたところで呆気に取られていた
「アハハハハ、てっきり毒でも食べて悶えてたのかと思ったよ」
足音の主の男は自分の膝をバシバシ叩きながら大笑いした
美穂は耳まで赤くなりながら焼けたての茸を頬張っていた
自称“世捨て人”の男は森で食料を調達をした帰りだ
珍しく焚き火を見かけたので寄ってきた
「下半身丸出しでナイフをあてがってるから何をしてるかと思ったよ」
堪えきれない笑いがクックと漏れる
美穂は頬を膨らませながら男が背負っていた駕篭から山菜を出すとこれでもかというくらいに焚き火で炙った
「好きなだけ食べてくれ」と男が言ったのだ

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