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赤い水晶のペンダント
官能リレー小説 - ファンタジー系

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赤い水晶のペンダント 19

ついに管は子宮口を叩いた
(だめ、やめて!)
麻痺した体でも、美穂の体は火照り、心臓は早鐘のように高鳴っていた
管は、子宮口に潜り込む
「…あ・だ…」
管から冷たい物が噴出す
「…ぴ」
それは粘度の高いゲル状のものだった
長い長い放出
どのくらい経ったのだろう。貝は膣から管を抜いた
その頃美穂の手に感覚が戻り、拳を握れるようになった
「このぉ!」
完全ではないが、力が戻ってきた美穂は怒りに任せて拳で貝を叩いた
ご!が!が!ばぎゅ!!
数度叩くと殻が割れ、中から大量の汁を溢れさせた
「はぁっはぁっはぁ…」
下半身に張り付く肉ヒダを剥がし立ち上がる
下腹部が異様に重く感じた。触ってみると、少し盛り上がってるように感じる
「なんてことを…」
振り返ってみるとそこには声の主が居た
「お前、なんてことをしたんだ!!」
男が顔面蒼白で立ち尽くしていた
「な、なによ!見ていたの?見ていたら何で助けてくれなかったの?」
「お前は、何をしたのか分かっているのか?神の使いを殺したんだぞ!」
「こっちは殺されかけてたのよ!」
「大変だぁ!誰か来てくれぇ!」
男は叫びながら走っていった
「いったい、何なのよ」
美穂は荷物を取ると、貝はそのままにして男を追った
普通なら反作用の力で簡単に追いつけるはずの美穂だったが、麻痺しているからか、はたまた下腹部が重いためか、前を走る男に追いつけない、正確には後ちょっとなのに力が出ないのだ。
そうこうしている内に近くに村が見えて来た。
叫びながら走る男の声に、村の入り口に数人の男が長い棒を持ってでてきた
「大変だ!あの女、守貝(もりがい)様を殺しやがった!」
「なにい!?」
守貝様を殺したという言葉に男達が殺気立ち、後を追って来た美穂に棍を突きつける
「ちょっ、何をするんですか?」
抗議する美穂を男達は力付くで取り押さえ、斧槍と荷物を取り上げ、紐で縛り上げた
「ぐおぁ!?」
斧槍を取り上げた男がその重さに潰されかける
「何だ?これは!」
持てない重さではないが、小娘が軽々と持っていたと油断していた
「その女、気を着けろ!」

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