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エルドラ戦記
官能リレー小説 - ファンタジー系

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エルドラ戦記 23

エルドラの生い立ちは今は詳しくは言えないが、裕福な温室育ちなのは確かだ。
故にエルドラは山道の悪路と異臭に難渋していた。
(我慢だ、ここで僕がやらないと依頼は駄目になってジェラさんが死んでしまう。ふふふ、依頼を終えたらジェラさんと沢山楽しもう〜)
異臭と悪路とモンスターの襲撃に難渋しながらもエルドラは依頼を終えてジェラを救った後の甘い一時を楽しみに進んでいた。
エルドラが表面的にジェラや妖精を救う為に頑張っている頃、エルドラを怒らせてた少女魔術師のミモナはと言うと。
そうよね・・・。ジェラさんやエルドラさんは妖精さん達のために頑張っているのに、私ったら自分のことばかり考えて・・・・。

先ほどのエルドラの一喝が頭の中をぐるぐると巡り、ミモナを悩みこませていたが、ミモナは決心した。

助けに行かなくちゃ。エルドラさん、無事だといいけれど・・・・。

決意すると、彼女は急いで登り始めた。
しばらくすると、真新しい死骸が多数見え始めた。
エルドラに倒された蜘蛛や、他のモンスターだ。

(これは・・・エルドラさんの所に急いで行かないと駄目ね。)

ミモナはモンスタや大蜘蛛達の死骸をみてエルドラにた変な事が起きてると予感したミモナはエルドラの元へ急いだ。
そして、その頃のエルドラはというと

「そろそろ、上腹に入るな…「グギャァアアーー」何だ今の声は?」
中腹部を越えようとした所、近くで男の叫び声が聞こえたエルドラは声のする場所にむかった。

「ぐぎゃーだっ助けてくれ!!ぐあァァ!!」
バリバリ、バリバリ。
「ギュルルル〜」
エルドラは叫び声がする場所へいくとそこには辺りに山賊たちの死骸の欠片が転がっていて、今一人の男が体長5メートルのバカデカい蜘蛛にバリバリと喰われてた。
「……(こいつがこの辺の死骸の肉片をばらまいていた張本人か。)「ギャァァアアー」くっ来るぞ!」
「グオォォ〜〜ン!!」
この巨大蜘蛛がさっきまで自分を悩ました死臭の張本人と知りエルドラはサーベルを抜くと巨大毒蜘蛛は男を喰い終え、エルドラを襲いかかる。

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