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アルス正伝
官能リレー小説 - ファンタジー系

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アルス正伝 61

アルスはサフィアのこんな様子を今まで見た事が無かった。ただ、以前カルラが「あの娘は興味持つと周り見えなくなっちまうくらい熱中しちまうからねえ…」と言っていたのを思い出した。
「おい、サフィア…大丈夫か?」
アルスがサフィアの肩に手を置くと、彼女は踊りを見つめたままウットリとした口調で語り始めた。
「アルスさん…私、今、自分でもどうしたのか分からないくらい凄いです。心臓がドキドキして…こんなに情熱的で激しくて妖しくて美しい物を見たのは私、生まれて初めて…こんな光景がこの世に存在していたなんて…」
「しっかりしろ、サフィア!火の周りで奇声あげて暴れてるだけだろう」
「お前!そりゃ無いやろ!!」
「うるせえ、ドン!ちょっと黙ってろ!」
サフィアはいつもボケーッとしたような娘だ。といっても本当にバカな訳ではなく、むしろ天才と言っても過言ではない。しかし、彼女はその頭の良さにしては不釣り合いなほどに純粋だった。
アルスには奇行としか思えぬこの南蛮の踏りも彼女は即座に理解した。だがそれは彼女には余りにも刺激の強いものだった。人間の原始的な部分をモロに感じ取った彼女はその力強さに魅了されてしまったのだ。
違う言い方をすれば、あてられてしまったのだ。今や彼女を突き動かすのは原始的欲求のみだった。そしてその欲求は隣にいたアルスに向けられた。
「アルスさん…いえ、アルス!あなたの赤ちゃんちょうだぁい!?」
「あ…赤ちゃん!?」
サフィアは子供がイヤイヤをするように服を脱ぎ捨て、裸になるとアルスを押し倒した。まだ何もしていないのに彼女の肌は汗でビッショリ濡れていた。オマ○コからは汗とは違う液体が太ももを伝って流れていた。
「お…落ち着け、サフィア!お前ちょっと興奮してるんだ。自分が何をしてるのか考えてみろ!!」
「分かる…分かるよぉ?アルスのこの大きなオチ○チンを私のオマ○コの中に突っ込んでズボズボして気持ち良くなるのぉ〜!そして赤ちゃんの種をオマ○コいっぱいに注いでもらってアルスの赤ちゃんを孕んじゃうのよぉ〜!!」
口調がいつもと違う。まるで違う何者かがサフィアに乗り移ったかのようだった。
「お前、本当にサフィア…なのか?」
だがアルス自身、マズいという思いに反してチ○ポはガチガチに勃起していた。理由は分からない。サフィアの乱れぶりか…それともこの場の空気のせいであろうかと彼は思った。
実は中央に焚かれたかがり火の中に乾燥させたヴィンディッシュの葉っぱが投入され、粉末がそこら中に飛び交っているのだが、そんな事は知る由も無い。
「アルスのチ○ポぉ…いただきまぁ〜す!!」
サフィアはアルスの上に跨り、一気に腰を落とした。
「アアアァァァ〜〜ッ!!気持ち良いいぃぃよおおぉぉ〜〜〜!!!」
「あぁ〜っ!!サフィア〜っ!!!」
結合した瞬間にアルスの本能が理性をぶちのめした。サフィアの柔らかい尻の肉をガッシリと掴むと激しく腰を振り出した。

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