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5大聖龍とその女達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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5大聖龍とその女達 98

マリーは身に着けているチューブビキニが所々破れ、少しでも動けば服が破れて胸が露出してしまうくらいだ。
エリアの方は身に纏っていたビキニが機能を果たせなくなっており、もう全裸といっても過言ではない。

「どう、やったら・・・そんな格好、になるんだよッ!!」

魔物ウルゥの攻撃を防いだマリー達はすぐさまアレスに攻撃を転じてきた。
エリアならわかるが、マリーの性格上恥ずかしがってこんな攻撃は出来ないはずなのに、それが出来るのは洗脳されているためだろう。
しかし。いくら相手に羞恥心云々言える立場にないとは言え、これは非常に眼福・・・否、目に毒だ。
エリアとマリーのメートル超のNカップやらLカップがものすごい重量感で揺れる揺れる!
おまけに踊り子と狩人という職業柄か、出るとこは出て引っ込むとこは引っ込んでいるという無駄のない体つき。
正直アレスでなくてもこれほどの女を前に戦うのは、いろんな意味でやりづらい。
・・・冷静になって見れば、巨人の胸に貼り付けられた女性も結構美人だ。
胸はさすがにエリアたちに比べて1まわり小さいが、世界一般の平均レベルよりは十分に大きい。
顔立ちも悪くないし・・・とそう思ったその時。

ドカドカドカッ!

「ッ!?」

突然アレスの足元と頭のすぐそばを、数本の枝が掠めていった。
驚いて飛んできた先に視線を向けると、そこには巨人より怖そうな夜叉がいた。

「何をボサッとしておるか、この大たわけがッ!?」
「殺る気がねえなら邪魔だからさっさと失せやがれ、このスケベ野郎ッ!!」

女の勘でアレスの思考を読んだラムサと魔物ウルゥが、手ごろなもので攻撃してきたのだ。
しかし女の嫉妬のすさまじいこと。投げたのはただの木の枝なのに、そのどれもが地面や木にめり込むように刺さっている。
遠回しに次やったら当てると言われているようで、さすがのアレスも冷や汗が流れた。
股間のモノが落ち着いている間にすばやく頭のスイッチを入れ替え、あわてて自分の果たすべき役目を実行に移した。
「エリア、マリー!こっちだッ!!」

「!!」

そう叫ぶと、エリアとマリーを誘導するため、アレスは森の中へと走り去っていった。

ラムサが魔物ウルゥを監視するため、いくらか被害は抑えられるかもしれないが、エリアやマリーに被害が及ぶ可能性がある。
そうならないために、アレスは出来るだけ遠くにエリア達を誘導している。
例え敵になったとしても、彼女達を危険に晒せたくないのだ。

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