5大聖龍とその女達 124
体の強張りが奥深くで小刻みに動くストロークに蕩けだし、じっと痛みを堪えていた両手をアレスの体にまわされると愛しげに抱き締める。
「は・・・あ・・・♪っあッ!私っ、気持ちいいっ、です・・・かっ!?」
初めてのことで不安なのだろう。
メルディアは顔を快楽で蕩かせつつも、アレスの具合を聞いてきた。
この質問に対し、アレスの返せる答えなど1つしかない。
「ああっ・・・!アンタの膣内、すごくイイ・・・ぜっ!
よすぎて・・・止めらん、ねえっ!」
「ああっ!メル・・・ディアっ。メルディアと呼んでくださいぃっ!
私を・・・あなたのモノにしてえッ!?」
その言葉にアレスの眠っていたSの心が目を覚ます。
ただでさえ極上の女なのに、それが自分を求めて懇願しているのだ。
これにアレスが反応しないはずがなかった。
理性のタガが外れたアレスは、しがみつくメルディアの唇を奪い、密着した状態でさらにピストン運動の速度を上げる。
力強いオスに支配されるメスの喜びに満たされ、メルディアは一気に絶頂へと駆け上がった。
「ふうぅッ!?く、む、ぷああぁぁあぁッ!?」
「ぐ、ンンっ!?」
ドクンッ!
それに一拍遅れてアレスが射精。
メルディアがアレスの所有物となった証が、彼女の身体の奥深くめがけて放たれた。
「あっ・・・♪あっああぁ〜〜♪」
メルディアは精液を注がれ、何度も軽い絶頂を味わいながら、アレスを強く抱きしめるのであった。
「は・・・あぁ・・・♪」
幸せそうに抱きつくメルディアの様子からこのまましばらく甘い時間を過ごすのかと思いきや、さにあらず。
運命の女神は2人にそんな時間を与えなかった。
ドンドンッ!
「「!?」」
「こ、こらおまえらっ!アレスは今契約中・・・!」
「おいアレスっ!まだ『契約』ってのは終わんねえのかっ!?」