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僕の侍女はどこにいるの?
官能リレー小説 - ファンタジー系

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僕の侍女はどこにいるの? 45

「で・・・あと2人のデーモンさんはぁ〜?」
レスカさんに聞かれて2人は自己紹介する。
「マリノの子、ディパーズだ・・・」
「アルカナの子、シャノンですわ・・・」
すると驚いたようにレスカさんが言った。
「マリノもアルカナもレスカの子供だわぁ〜!・・・たしか3番目と6番目だったかしらぁ〜・・・」
これには僕もびっくりしたけど、当事者の3人はもっと驚いていたんだ。
「親戚だったのかよ・・・」
「甥と姪?!・・・」
「マリューカが叔母なんて・・・」
顔を見合わせ複雑な表情をする。

色々話したい事がいっぱいあるけど・・・そろそろ行かなきゃならない・・・
「父さん、母さん・・・僕はマリューカさんとテオドラさんを連れて洞窟に行くから、リディアとルチアの事頼んでいい?」
「ああ、心配する事無い・・・行っておいで・・・」
「2人には、色々教えたい事があるし・・・気をつけてね・・・」
「うんっ!、じゃあ、行ってきますっ!」
こうして僕は、再び洞窟に戻ることにしたのだ・・・

息子を見送ったライールとリタが、リスペクトのことを話している。
「しかしリスペクトもよくアークデーモンを仲間にしてのけたものだ・・・・・・。こうして直に見ても信じられんよ。それにいじめられっ子だったあいつが、あれだけ性根が座って戻ってくるとは。」
「あの子ったら・・・・。おそらく抱いて仲間にしたのでしょうけど・・・・。でもあの子小さい頃はとても病弱で気弱だったのに・・・。」
「うむ・・・。私たちで体力強化の紋章を入れておいたが、あの術で身体の能力の潜在力・成長力を増幅できる割合と効く期間から考えると、リスペクトは紋章を施さずともかなりな精力と魔力を持っていたことになる。もうあの紋章の効き目は切れているはずだ。紋章の補助は受けておらんはずだしな。」
「そうね。もう今のあの子の力はあの子自身のもの。あの子ったら、3年前だったかしら。暑い夜にちゃんと眠れているか見に行ったら、まだ朝まで何時間もあるのにそそり立っているんですものね・・。それも毎晩よ。夜なのに朝立ちしていたのには気づいた時は本当に驚いたわ。でも、あの巨根はあなたゆずりよね。」
「ミリィが言っていたが、ある時など朝起こしに行ったら部屋が夢精した匂いで満ちていた上に、丁度近づいた時にまた大量に夢精していたそうだ。それまでにも夢精は何度かしていたらしいが・・・。」
「それからだったわね。ミリィが朝一番にあの子の精子を抜いてあげるようになったのは。でもそんなあの子だからこそアークデーモンを使い魔にできたのよね。」
「だろうな。我が子ながらまったく凄い。あいつの精子ほど薬種として役立つ精子を他に知らない。 ・・・・さて、私は龍巫女と鬼巫女の手配に行ってくるよ。お前はその身体だ。ゆっくりしていなさい。」
「ありがとう。そうさせてもらうわ。本当はあなたについていきたいのですけど・・・。」
そしてリタは7ヶ月目のおなかをさする。

そしてライールは手配のために一旦去っていった。
「・・・・・・・・。な、なによ?!この感じ・・。まさかあの子の身に何かが・・・・・。」
ライールを見送ったリタの中を不吉な予感が駆け抜けていき、彼女の心は強烈な寒気にとらわれた。

あいつめ・・・・。しかしやるようになったな。あいつなら人間ばかりか種族無視でどんな魔族の女でも妊娠させかねないぞ。さて、大事な息子の嫁を助けなくては。
不吉な予感を感じるリタを残し、ライールは手配すべく龍巫女や鬼巫女の代表たる長老を探して、ホテルへ向かった。
丁度明日行われるこの町での会議の為に着ていた筈だからだ。

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