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僕の侍女はどこにいるの?
官能リレー小説 - ファンタジー系

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僕の侍女はどこにいるの? 143

母さんが料理だけはなぜか壊滅的にダメだから、普段はあえて料理には手を出さずレスカさんに任せてるんだろう。
ルチアとテオドラさんとリディアさんは、子供たちの面倒を見てる。
巧みに喧嘩を防いだり、肉を切り分けて与えたり。
こうしてパーティーは、夜遅くまで続いたんだ・・・・。


――――――


僕たちが、事態が完全解決して幸せになった数日後。
僕は父さんと母さんと話をしていた。これからの僕の進路の話を。
「僕・・・・決めたんだ。魔導アカデミーの大学部へ入って、呪いの分析と診断、そして解呪方の勉強と研究をして、僕みたいに呪われて困る人が出ないようにしたいんだ。」
「そうか・・・いいだろう。お前なら少し勉強すれば解呪学部に入れるだろう。」
「リスペクト・・・頑張るのよ。」
「うん。」
僕は力強くうなずいた。
それからは、勉強の日々。息抜きと言えば子供たちと遊んであげる時と、時たま妻たちの誰かや使い魔2人のどちらかを抱くときだけ。
子供たちも、忙しい僕を見てあまり「遊んで〜」とか「抱っこ〜」とか言わないでくれた。


――――――


そして半年後。
「やったよ父さん!母さん!合格したよ!!!!」
大学部へ合格発表を見に行った僕は、自分の合格証書を貰えて、大喜びで飛んで戻った。
話を聞いて、エリー、リディア、ルチアたちもやってきた。
「おめでとう。」
「おめでとうございます。」
皆、口々に祝福してくれた。ありがとう。本当にありがとう。
「よおおおーし!立派な解呪者・呪術学者になれるように、頑張るぞーー!!」



こうして、僕は希望と夢に燃え、魔導アカデミー大学部に入学した。それからの話は、また語る機会があれば・・・・・・。


――――――


ごあいさつ

「僕の侍女はどこにいるの?」はとりあえずここで終幕となります。
私、そこつ者がこの作品を立ち上げて数年。PiPiのリニューアルや、鬼畜方向へ行くか行かないかで争うなど、いろいろなことがありました。
私が建てたリレーでは最初の作品であるだけに、設定・表現等に未熟な個所や無理がいたるところに見られ恥ずかしい次第ですが、それでも読者、参加者の皆様、長らくお付き合いいただき、お支えくださり、本当にありがとうございました。


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